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ICT研修 18歳選挙権に向けての主権者教育

February 17, 2016

今日の午前中は、来年度から議会でも導入が始まるタブレットでのグループウェアの研修会が行われました。

 

将来のペーパーレス化を想定しながら、ICTの有効な利用を推進していきます。今でもすでにタブレットを使いこなしている議員も少なくありません。今日はグループウェア関係だけの研修でしたが、私自身が内容についてすべてついていけていて、理解したわけではありません。自分の手元に現物を置いて、動かしながらでないと身につかないかもしれませんが、4月にはそれが可能になりますので、それまでに知識としての勉強も怠りなくしていきたいと思います。講師をしてくださったカシックス、創風システムの皆様、ありがとうございました。

 

午後からは山梨学院大学の江藤俊昭教授を講師に迎え、「住民自治を推進する議会~18歳選挙権年齢への引き下げを踏まえて~」をテーマに、講演をいただきました。柏崎市議会の議場を会場に、市民の皆様も一緒に聞きました。

 

江藤先生は議会改革の方が専門なのかもしれませんが、高校生及び中学生に対しての主権者教育はどうあるべきかなどを中心にお話しいただきました。印象に残っていることを以下に記します。

 

 

 

 

○結論としては、「低投票率は若者だけの問題ではない」「学校教育の重要性とともに、まちづくりに関わることが大切」「民主主義の学校としての地方自治、議会の役割を再確認する」。

○選挙に行く前に政治を考えることが大切。選挙だけが民主主義ではない。まちづくりに参加すること、デモだって民主主義の一部ともいえる。

○投票が大切なのではなく、その前に議論することが大事なのである。選挙に行くということでなく、自分の意見をもつことが大切だと中高生のうちに教えていくことが大切。

○選挙での白票は多数派にゆだねるということである。自分の考えにすべてが一致する人はいないのだから、ベストというより、ベターな方を選ぶようにしていくといいのでは。

○政策には絶対に正しいというものはない。メリットもあればデメリットもあることを理解し、ベターなものを選んでいく。

○小さいうちから地域を勉強し、提言を考え、それが達成できたのなら、その地域が好きになるに決まっている。

○政治と自分との関わりをもたせる、感じさせるようにしていくことが、まずは主権者教育として大切。

○主権者教育としては「政治的中立性」が必要だと言われている。この中立性を踏まえて指導すると、選挙の制度的なものしか指導できないようになってしまう可能性がある。本来は各政党の政策の争点を議論させていくということが政治を身近に感じさせるために必要なことだと考える。

 

講演会の後、江藤先生といろいろなお話をさせていただく機会がありました。江藤先生は柏崎市役所に来るやいなや副議長に柏崎市議会の議会改革などについての質問をいくつも浴びせたそうです。これから講演する地域の実態を知ったうえで、よりふさわしい講演内容に組み立てていくためだと思います。自分の土俵だけのことを話すのではなく、その地域の実態に合った内容にしていこうとするこの姿勢に「プロ」を感じました。江藤先生、ありがとうございました。

 

 

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