新潟県退職教職員連絡協議会総会 今年は選挙がたくさんあります
今日は標記の総会が行われました。通称は「新退教」総会です。柏崎刈羽地区の退職した教職員の集まりです。残念ながら該当者が全員所属しているわけではありません。どこの組織でも心配事項となっていると思いますが、組織への入会者の減少と構成メンバーの高齢化が課題です。これからはより魅力的な催し物などを考えていきたいと思います。また、今日は新退教本部から佐藤会長様も来賓として出席し、お話をしてくださいました。お話の中には退職してからも「あははあ」が大切だと言われました。「あ」は歩く、「は」は話す、「は」は働く、「あ」は遊ぶ、とのことです。教員は自覚していなくてもかなりプライドが高く、そのために地域の活動、例えば町内会の活動などに積極的に参加していないのではないかと心配もされていました。今度はより積極的に町内会でも「働く」ことが大切だということを言われたのだと思います。
総会のあと懇親会もありました。その中ではたくさんの先輩からお話を聞きました。印象に残っていることは、「選挙前は一生懸命に交流しようとするのは分かるが、当選後は議会で何をしているのか、応援した人にもあまり交流をもとうとしない人が少なくない、こんなことでは次に選挙では応援したくなくなるものだ」ということです。私も当選直後に別の方から同じようなことを言われましたので、肝に銘じていました。大切なことは選挙前の活動だけでなく、普段の取り組みと、多くの市民との交流だと思います。今までも定例会議後に通信を発行していましたが、これからも継続し、多くの方のお話を聞いていきたいと思います。
今年は「選挙」がたくさんあります。7月には「参議院」、10月には「県知事」、11月には「市長」の選挙です。今は参議院選挙に向けての活動が至る所で活発に行われています。特に新潟県は今まで2人区だったのが、今回からは1人区になるということで、激戦になりました。自民対非自民としての野党共闘の選挙になりました。私はどの政党にも所属していません。ただ、1党の独裁になるようでは、なかなか弱者の声や少数意見は国の中枢に届きにくくなると思うのです。2大政党なりになり、議会でも拮抗するようになれば、国としての大きな流れを議論するとともに少数の意見にも耳を傾け、バランスのいい施策や事業を行えるのではないかと思います。どの国もそうですが、1強多弱のような政党構成の国会だと国の方針などはスピード感がある決定にはなるでしょうが、国民の生活に直結する施策では、弱者といわれる方々の気持ちが届かず適切なバランスがとられないことが少なくないようです。