柏崎市新庁舎建設基本設計業務公募型プロポーザル公開プレゼンテーション
今日は標記の公開プレゼンを見てきました。10時からアルフォーレで行われました。プレゼンを聴きに集まった市民でマルチホールはほぼいっぱいになりました。実は私、このような正式なプレゼンを見ることは初めてでした。各社持ち時間30分間で、うちプレゼンは10分間、選定委員からの質疑が20分間でした。
新庁舎建設の基本方針となるものは、「市民にとって分かりやすく、利用しやすい庁舎」「中心市街地活性化の核となる庁舎」「高い防災機能を備えた庁舎」「機能的かつ維持管理が容易な庁舎」となっています。それぞれを踏まえて各業者は設計していました。
柏崎市の新庁舎は、今年度基本設計、来年度実施設計、平成30年度から建設工事に取り掛かり、平成32年度の完成・引越しを予定しています。先日の1次審査には13社の応募があり、その1次審査を通過した以下の5社が今日のプレゼンを行いました。
すべての業者、創意工夫のある新庁舎及び周辺の利用について提案していました。どの業者も庁舎内に窓口以外で市民が利用できるフリースペースがあり、休日や夜9時ころまでの開放を考えていましたし、駅からの人の動線にはアーケードを設置したり、アルフォーレとの連絡通路を確保したり、駅前通と本町通りを含めた地域の活性化をしっかりと考えていたものでした。中には庁舎の近くに高いタワーを立てるようなものもありました。きっとそこが防災無線FM局のアンテナになったり、防犯カメラの設置場所になったりしているのかもしれません。また、議員をしているため「議場」はどこにつくるのかも興味がありました。今の庁舎のように上層階にあるものから低層階の2階や3階につくる提案もありました。
今日のプレゼンを経て、業者が最終的に決定したからといっても今日プレゼンした庁舎がそのまま建設されるかといえばそうではありません。決定した業者と市当局がさらによりよい庁舎及び周辺のまちづくりについて検討を深め、最終的に建設設計をしていくことになります。