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障がい者就労継続支援A型事業所「With You」

June 29, 2016

今日は柏崎市田塚にある「株式会社With You」さんへ見学に行ってきました。視察というとかっこはいいのですが、視察とは何かの判断を下すために行うというような上から目線的な意味合いがあるそうなので、今回は私自身が学ばせてもらい、今後の活動に生かせるようにするということで、見学という言葉にしました。それはそうと、With Youさんへは昨年10月20日にも行って見学させていただき、社長さんからは詳しく説明をしていただいています。今回も社長さんからはおよそ8か月ぶりになりましたので、その後のことも含めて詳しく説明を受けました。

 

障がい者が働ける場所は柏崎市にもいくつかあります。しかし、柏崎市内で障がい者が「雇用」という立場で働くことができる場はこのA型事業所のWith Youさんだけです。新潟県内には30社くらいしかA型の事業所はなく、その多くは社会福祉法人です。With Youさんのようなしっかりした会社は少ないとのことです。A型は雇用契約を結んで利用する事業所で、B型は雇用契約を結ばないで利用する事業所です。詳しくはこのサイトの10月20日付をご覧ください。

 

10月に訪問した時よりも福祉サービス利用者(雇用されている障がい者の方々のこと)は増え、現在は12名います。以前と変わらずごみ一つ落ちていないきれいで整った会社の中で、利用者が真剣に仕事に取り組んでいる姿に心打たれましたが、これが給料もらって働く当然の姿なのかもしれません。一人一人様々な障害を抱えている利用者ですので、落ち着いてしっかりと働ける環境をつくることは大変なことかもしれません。それを当たり前に整えているWith Youさんの社長をはじめとする従業員の皆様は素晴らしいと思いました。

 

 

今年の4月から新たに4名の利用者が増えたとのことです。そのうち3名はこの春の新卒の方です。3か月が過ぎようとしていますが、その人たちを指導している人も障害がある人です。指導している人は中学校の時の私の教え子でもありましたが、指導している姿は大変立派でした。彼も日々成長していて、嬉しく思います。私が仕事場に入ったときのあいさつにしても、声をかけたときのさわやかな笑顔と対応にしても、利用者を含めて従業員の方々にとってはきっと居心地のいい環境なのだと思いました。一人一人が温かく包まれ、仕事にも意欲的に取り組める環境なのだと思います。こういう環境だからこそ、生産性も向上し、製品の品質も安定し、仕事の依頼者からの信頼も増していくのだと思います。A型事業としての助成金に頼らなくても会社として採算は取れるレベルの会社だと感じました。利益を追求することが会社の一面であるならば、このように会社として生産性を向上させるなどの意識改革こそ、小林社長のいう「企業マインド」として必要なことだと思います。

 

小林俊介社長さんは大変熱い方で、「まちづくりと福祉を合体させて柏崎を変えていきたい」と言います。まだまだ柏崎市での障がい者に向けられる目には偏見もあり、障がい者本人の自由もややもすると尊重されていないのではないかと語り、障がい者を企業の戦力として認識するとともに、消費者としてもしっかり確立させていくことが必要ではないかと話してくださいました。農福連携だけでなく、商障連携も進め、サービス業や運送業などにももっと障がい者の働く場は広がってもいいのではないかとも話します。お店の従業員として障がい者がお客さんに対応していても、それが普通に感じるようになると柏崎も変わるのではないかと思います。

 

また、事業所側も障がい者をある意味ボランティアで雇用や訓練しているのだという意識を捨て、A型であってもB型であっても、上記の「企業マインド」をしっかりともち、一つの会社として採算がとれるレベルまで自社改革を進め、営業にしても製品の品質管理や生産性の向上を積極的に行っていくべきではないかとも話してくださいました。どのような業種であっても、最終的にはこのような意識の高い会社のみが生き残っていくのではないかと思います。国や市からの助成金に頼っている体質を改善していこうと実際に行動に移すことは難しいことかもしれません。しかし、小林社長のような若きリーダーがいる限り、柏崎の障がい者就労継続支援事業や福祉関係はさらに伸びていくと思いますし、柏崎市の将来も変わってくと思います。

 

小林社長は続けて、障がい者がもっと生き生きと生活できるように、もっと自分を表現できるように、もっと自分の可能性を追求できる環境が整うようにするためにはやはり「教育」の力は大きいと言います。障がい者への教育だけではなく、その周りの健常者への教育です。偏見や差別をもたないことはもちろんですが、一緒に生活や活動することが当たり前で、障害は一種の個性なのだという認識で、誰もがどんな人であってもお互いに支え合えるような社会になるような教育を、幼いうちからしていく必要があると思います。今は学校教育でも「インクルーシブ教育」として障害がある子どももない子どもも一緒に活動するようになってきています。これをさらに推し進めていけるといいと思います。

 

 

 

 

上記は昨年に続いて今年も行われる「障がい者の就労を拓くシンポジウム」のパンフレットです。7月28日(木)13:30~16:30、市民プラザでの開催になっておりますので、大勢の皆様からの参加をお願いします。

 

 

 

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