コミセン敬老会 書道展 小倉智昭講演会
今日は午前中に「中央コミセンの敬老会」に参加し、お昼過ぎから「柏崎書道協会展」を鑑賞し、夕方には「小倉智昭の講演会」を聴いてきました。
今年度から柏崎市の中央コミセンの顧問になり、中央コミセンの敬老会にもお手伝いに行かせてもらうようになりました。中央コミセンでは、今回で17回目の敬老会でした。中央地区の全ての町内会からの参加ではありませんでしたが(参加しない町内会は単独で敬老会を行っています)、130名くらいのお年寄りの皆様の参加により、盛大に行われました。校区にある第一中学校の吹奏楽部や柏崎小学校6年生によるよさこいなどが披露されたあと、市内出身の演歌歌手、広田奈緒さんによるリサイタルがありました。参加された皆様は楽しんでくださったようで、スタッフとしても嬉しかったです。企画、準備、運営、後片付けをされた中央コミセン役員の皆様、お疲れ様でした。
敬老会に参加した後、柏崎書道協会展を鑑賞に行きました。菊池笑子先生をはじめお世話になっている先生方の作品がたくさん展示してありました。絵画や陶磁器、書道などを鑑賞していると本当に心が和みます。特に「書」はその人のその時の心の内面が出るように思います。絵画と違い、書は数秒あるいは数分で完成させるものですから、なおさらです。自分は悪筆なので、特にこのような素敵な書の表現ができる方は尊敬します。前述の菊池先生からは全ての展示作品を解説していただきました。また、菊池先生は40代半ばから書を始めたということなので、まだ自分としても遅くはないと思うのですが、一歩がなかなか踏み出せないでいます。
夕方4時半からは、平日の朝8時からNSTでやっている「とくダネ」の司会者として活躍している「小倉智昭」さんの講演会を聴きました。現在69歳で、先日膀胱がんの手術をしたとのことです。小倉さんの生まれから、新潟との関わり、大橋巨泉さんとの出会いや現在に至るいろいろなお話を楽しく聞かせていただきました。1日に3冊の本を読み、1週間で2回はライブに行き…、いまだに活動的な小倉さんです。その中でもこんなことをお話しされていました。
○父が帝国石油に勤務していたことで、柏崎に単身赴任をしていたこともあり、自身も何回か柏崎に来たことがある。
○幼いころは「吃音」があり、その克服のため大変な努力をした。そのためにアナウンサーの道を選んだ。
○父からは、「夢はもつな。目標をもて」と言われ、手が届く目標を常に掲げて頑張ってきた。
○アナウンサーになってからも吃音は完全に治ったわけではなく、それを乗り越えるために苦手な言葉の前に他の修飾詞をつけるなどしてうまくしゃべれるような工夫をし続けた。
○1秒間に12文字をしゃべれる早口になるまでになった。(普通の速さは1秒間に4文字くらいです)
○リオのオリンピックに行き、他のオリンピックに行った時には感じなかった「国民の協力のなさ」「治安の悪さ」を強く感じた。報道では見ることのなかった施設の使いづらさや、観客の少なさ(多くても3分の2くらいの観客)、マクドナルドからハンバーガーがなくなったこと、などがあった。
などなど、あっという間の1時間半でした。今、週刊誌を騒がしていることについても触れ、お金の管理の大切さや夫婦間での情報の共有についても話してくださいました。さすがしゃべりのプロでした。小倉智昭さん、ありがとうございました。