中学生職場体験 来週はさわやかあいさつ運動(中央地区の小中高で)
今週は市内の中学校で「職場体験」を行っていたところが多くありました。いくつかの商店で市内中学生が活動している場面に出会いました。受け入れてくださっている事業所の皆様、ありがとうございます。
近年は中学2年生により、3日間の体験となっている中学校が多いようです。以前一般質問でもしたように、この職場体験の活動を市の商工会などの協力を得て、教育委員会で協力事業所をまとめるようにしていくとキャリア教育の充実としては効果的だと考えるので、お願いしたいところです。私が教員をしていた時、この職場体験をなぜ中学2年生で5日間行うのかを考えたことがありました。当時新潟大学の松井先生や当時上越教育大学の三村先生からもお話を聞き、多くの文献にあたりました。要約すると、人が成長する過程において14歳くらいの時、中学2年生くらいの時期が一番「自己肯定感」「自己有用感」「自尊感情」などが低くなる時なのだそうです。その時期に合わせて職場体験を行うことで自分を見つめなおし、自分の存在価値を味わうことができるので、その後の成長に大変有効だというのです。また、期間も1日や2日間だとその仕事の説明や簡単な体験で終わることになり、「楽しかった」という感想しかもてなく、3日間だとようやくその仕事に慣れてきたころ終わってしまうことになります。その点5日間だと、その仕事の大変さを身にしみて感じることができ、その仕事の社会的な位置づけもわかり、そして何といっても、こんな大変なことを自分の親は毎日やって自分を育ててくれているのだという「感謝」の気持ちが生まれるというのです。「中学2年生」で「5日間」行うことに、より意味のある活動だと考えています。事業所や学校の事情などによりなかなか5日間が取れないかと思いますが、3日間でもいいのでとにかく必ず行ってほしいと思います。中学校の先生方も大変でしょうが、よろしくお願いします。
また、来週1週間、柏崎市の中央地区にある「柏崎小学校」「柏崎第一中学校」「柏崎高校」「柏崎工業高校」が一緒になって「さわやかあいさつ運動」を行います。朝、学校近辺に生徒が立って、あいさつを交わします。地域の方や仲間とあいさつを交わすことは当たり前のことですが、あえてこういう期間を設けることによって生徒の意識を高め、地域の方との交流も増やしていこうとしています。見かけましたら、積極的に、明るく爽やかにあいさつをお願いします。
今日は11月20日(11月13日が告示)に行われる柏崎市長選挙に立候補を予定している2名の方がそれぞれ事務所開きを行いました。私は桜井氏の事務所開きに参加しました。100人を超す支持者が集まり執り行われました。市議会議員13名を含み、商工会関係者のみならず様々な分野の方の顔が見られました。一方の竹内氏も事務所開きを行い、今のところはこの2名による一騎打ちの様相です。