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これからのし尿処理の在り方

今日19:00から桜木町集会所にて「これからのし尿処理の在り方について」ということで、クリーン推進課長をはじめ3名の当局の方が来て、説明されました。9月16日に総務常任協議会でも同様の説明がありましたが、今日は桜木町住民を対象としての説明でした。標題では、し尿処理とありますが、現在はし尿と浄化槽汚泥をクリーンセンター内の処理場で処理をしています。し尿というと汲み取り式のトイレや仮設トイレからバキュームカーで汲み取ったものですし、浄化槽汚泥は浄化槽を洗浄した時に排出される汚泥を汲み取ったものです。これらの処理は上記の通りクリーンセンターで行っているのですが、その施設が20年を超えようとしており、老朽化とともに、建設当初に比べ、し尿等の量も少なくなっていることと併せて、市としては新たな施設の建設も視野に入れて検討しています。そこで、現在最も有力な方法として、「自然環境浄化センターに搬入して処理する」ことを考えているとのことでした。その自然環境浄化センターがある地元ということで桜木町の方々への説明となったのです。

質問や意見として出たものは以下のようなことでした。

○今も天気によっては「臭う」こともあるが、新しい施設ができたらどうなるのか。

→ 現在の臭いについては下水道課に伝えておく。新しい施設はそういう臭気が出ないような造りになる。施設ができるとそれは下水道課の所管になるが、このような問題についてはクリーン推進課も一緒になって解消に努めていく。

○現在し尿と汚泥の搬入はクリーンセンターだが、それが自然環境浄化センターで処理をすることになったときに、搬入するところはどこになるのか。

→ 現在搬入しているのは1日当たりトラック15台くらい。自然環境浄化センターで処理をする場合は、クリーンセンターに搬入していたルートと同様な道、国道352号線や春日の平成大橋を通ることになる。輸送用トラックも大きなものなので、桜木町内の道路を通ることはない。搬入口は鯖石川にかかっている安政橋近くの入口になる予定。搬入時間は現在と同じ8:30~16:30の間になる。

○自然環境浄化センターに新たな施設をつくるとなると、今後のスケジュールはどうなるか。

→ 今日の説明会での意見などをまとめ、「柏崎市し尿処理場在り方検討委員会」で検討し、市長の決裁を得る。その後計画をつくることになるので、順調に進んだとしても、建設が完了し稼働を開始するのは、平成32年になる見通し。

自然環境浄化センター建設時(今から20数年前のこと)の土地の売買や自宅のトイレの水洗化などの様子について、古くからの住民に方から話を聞くことができました。当時そのことに関しては、説明会で話した内容と、実際の取組とにかなりの差が出ていたりした印象があると話していました。これからの住民説明会では、昔とは違ってこのような印象をもたれることがないように、説明したことには責任をもって誠実に取り組んでほしいと思います。

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