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原発サミット2日目

今日は昨日からの原発サミット2日目でした。昨日の分科会の報告と国側からの講評、閉会式でした。閉会式では「大会宣言」を採択しました。

閉会のあいさつの中でこんな話がありました。「原発は昔からトイレなきマンションと言われてきた。建設や稼働についてはイケイケどんどんで話も盛り上がっていくが、いざ、廃炉や廃棄物処理の話になるとみんな一堂に口をつぐんでしまう」。今回のサミットでの話し合いの中でもまさにこのことを感じました。早く再稼働してもらいたい、という意見が一人の議員から出るとそれに関しての意見が盛り上がる一方で、福島県の議員などから現状の話やなくしていく方向の意見が出ても後が続かないようなことがありました。原発の早期再稼働を立地地区の議会がすべて推進すべきではないか、という雰囲気さえ感じてしまいました。昨日も書きましたが、議会は採択や議決することがある一方で、住民の意見をしっかりと聞き、少数意見を吸い上げて議論していくべきところだと思います。初めから「何々ありき」とする、結論や方向があらかじめ決まっているような議論であってはいけないと考えます。

これからも原発に関しては少数な意見でもしっかりと受け止め、結論ありきの議論をすることなく、様々な立場に立った考えをしながら、責任をもって住民に説明できるようになっていきたいと思います。2日間のサミットでしたが、私にとっては大変有意義な時間になりました。ありがとうございました。

また、昨日の夕方のBSNテレビで柏崎市長選挙に関わることが放映されました。特に会派社会クラブ・柏崎のみらい連合の6人の所属議員が応援する候補者が分かれていることもあり、4人の議員のインタビューが放映されたのです。私もインタビューを受けたときのものが出ましたが、どうしても原発を争点にして番組を構成したいマスコミ側の気持ちがあるので、その部分しか出ませんでした。前々からここにも記しているように、私は、再稼働にイケイケどんどんの考えではありませんが、即廃炉にすべきであるという考えでもありません。市長候補になっている桜井氏と同様の考え方です。ですから、「(桜井市の)その考え方には間違いがないと思う」という発言をしました。しかし、何度も言うように、今回の柏崎市長選挙は原発の問題だけでの判断であってはならない、ということだけは皆様に伝えたいと思います。

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