随時会議 町内会長会 市長送別会
柏崎市議会は通年議会制ですから定例会議の期間以外にも必要に応じて議会が開かれます。今日はその随時会議が行われました。人件費等に関わる補正予算の議題でした。その後全員協議会で新庁舎建設に関わる中間報告があり、最後に市長、副市長の退任のごあいさつがありました。
新庁舎の建設中間報告では先日市民に対する報告会と同じ内容の説明でした。具体的には、「建物は地上4階建て、地下はなし」「議場は別棟に2階建て(庁舎とはつながています)」「すべて免震構造」「屋上(開放はされません)に太陽光パネルを設置」「床面は標高4.3m(アルフォーレと同じ高さ)」などです。また、今回初めて現庁舎のあと地についての方向性の説明がありました。今までは庁舎が移転してからあと地については検討する、という説明でしたが、地元からの強い要請により検討を始めたようです。具体的な活用例も示されていました。例えば、「公共公益施設用地として活用(シビックコア制度の活用)」「オープンスペース型の利用(含む市民農園)」「暫定型の利用」「戸建て住宅用地」などです。また、駅前ふれあい広場に植木組本社が移転を考えているという話も出ました。正式決定ではなく、植木組側からの提案です。今後このように庁舎の移転に伴って駅前の開発が一層進められると思います。
午後からは中央コミセンにて中央地区町内会長会が行われました。中央地区(柏崎小学校および第一中学校区)には39の町内会があります。4000を超す世帯があり1万人以上が生活しています。その全町内会長が集まり、「避難所運営協定について」「除雪について」の説明が市の当局からあり、検討をしました。避難所運営については市内にある31のコミセンのうち、中央コミセンだけが協定を締結していないのです。町内会の数や避難所の数や場所など様々な要因が市内の他のコミセンと事情が異なっていることもあり、今まで締結までは行きついていませんでした。それらを前向きに検討し、解決し、締結に向けて進みだしました。また、除雪については、狭く複雑な道路状況もあり、雪の捨て場にも困っている場所もあり、近所で除雪が可能な人員も少なくなってきている状況もあり、と深刻な問題となっています。業者にお願いするにしてもその費用のこともあり、市に頼ることも少なくありません。業者へのお願いの申請の仕方についても確認しながら進めていかなければなりません。不明なこと、不安なことは市役所の維持管理課の担当係に相談するなどして、安心して冬を迎えたいと思います。
夜には、会田市長と山田副市長の送別会を正副議長の呼びかけで議員が集まり、開かれました。会田市長は12年間、山田副市長は8年間の長期にわたり市の舵取りを行っていただきました。会田市長の業績はいまさら言うまでもありませんが、山田副市長は会田市政にとっては欠くことのできない存在でありました。ブレーンとして先々を見渡して市政を組み立てたり、議会と当局のパイプ役となるなど会田市政の土台を支えてこられました。そのお人柄は温かく、すべてを受け止めてもらえる安心感を感じました。お二人の任期は12月5日までで、あと1週間となりました、まだまだやるべきお仕事がたくさんあると思いますが、無理のないようによろしくお願いします。お礼の言葉は最終日にしたいと思います。