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新年賀詞交換会 生活就労支援

毎年恒例になっている柏崎市の「新年賀詞交換会」が市民プラザで行われました。来賓として衆参の国会議員4名と県議会議員2名、主催者側として市長と会頭をはじめ市役所や商工会議所の方々、そして600人を超す参加者で会場は埋め尽くされました。毎年この会を行わなければ柏崎市は動かないようなものですし、この場で人脈やネットワークを深めあるいはつくり、今年のますますの発展を祈念する会なのだと思います。

あいさつの中で市長は、電池には+とーがあるからこそ電流が流れ、エネルギーが発生する、という話をし、違う見方や考え方があるからこそエネルギーが発生し、活性化されることもある、ということを伝えてくださいました。会頭は、ものづくりも基本は人づくりである、という話をし、今も大切だが未来に向けての人づくこそ大切である、ということを伝えてくださいました。懇親の席でも多くの方々から示唆に富んだお話をいただくことができました。ありがとうございました。今年1年よろしくお願いいたします。

この会の後、「柏崎保健所(柏崎地域振興局保健福祉部)」に行き、中学校卒業後の子どもたちについての生活相談について聞いてきました。担当の江川さんと佐藤課長から対応していただきました。このサイトでも12月21日・22日にも書いたように、中学卒業後に生活あるいは就労の相談ができるところとして、市内のいくつかの関係機関を訪ねています。就労については、「ハローワーク」がありますが、その前段階として「ワークサポート柏崎」があること。生活相談については「元気館の児童家庭相談」があること。これらについては以前に書いた通りです。それ以外に「保健所」でも特に生活相談を行っているということで、今日はその説明を聞いてきました。保健所は「県」の職員の方が勤めていますので、「市」としての相談機関とはやや異なるように感じますが、相談する側にとっては変わるものではありません。保健所は月1回医療機関のドクターが来て、相談会を行っているということですから、より専門的な相談もできます。当然にことながら就労の相談があればハローワークやワークサポート柏崎、医療の相談であれば厚生病院など、ひきこもりであれば医療関係や社会福祉協議会へとつないでもらえます。保健所を会場にして高校の養護教諭の先生に集まってもらって、研修会も開いているとのことです。

次に「社会福祉協議会」を訪ねました。社会福祉協議会では生活困窮者自立支援事業も行っておりますが、ひきこもりやニートの方に社会に出て活躍してもらおうと、支援もしています。担当の大塚さんから対応していただきました。社会福祉協議会では、ひきこもりやニートの方を対象に、「フリースペースぶらっと」という活動をしています。毎週福祉センターを会場にしてひきこもりやニートの方やそのお家の方を対象にしておしゃべりしたり畑作業をしたりしている活動です。この「ぶらっと」は、元気館の児童家庭相談員や社会福祉協議会の方々がひきこもりの方などのお宅に訪問して、会えるようになって、次に外出しようとなったときに一緒に活動できる場所になります。ここでの活動を通して社会に出る準備をすることになります。柏崎市にはこのように義務教育終了後に高校や社会生活に不適応を生じた方が将来について相談したり、活動を通して準備する場所はいくつかあります。市民の方々および中学校の教職員にこれらの機関の周知が図られると、必要に感じている保護者にとっては安心感がもてると思います。私の一般質問でもこういうことに触れていきたいと思っています。

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