新庁舎市民説明会 海岸清掃




午後から新庁舎の基本設計が終わったことによる市民説明会が開かれました。今日の説明会で市民に対しての説明会は4回目を数えたとのことです。段階を経るごとに説明会を行ってきたとのことです。今日は基本設計をした株式会社佐藤総合計画による説明と市の当局による跡地利用についての説明がありました。今までにも説明されたことも含め、市民から質問が出たことについて、抜粋ですが以下のような内容が説明されました。
○基本設計は6月30日で終了し、7月からは実施設計を始めている。
○新庁舎の200分の1の模型をつくった。(写真を参照)
○新庁舎のコンセプトは3つあり、「つながる」「ひらかれる」「安全安心」である。
○新庁舎設計にあたり柏崎らしさとして「優しさ」「質実剛健、しんの強さ」をイメージした。
○新庁舎ののべ床面積はおよそ10000平方メートル。現在の3つの庁舎を合わせるとおよそ11200平方メートルである。現在の庁舎には保存文書庫があるが、新庁舎にはない。
○当初70~75億円の予算だったが、のべ床面積が3割ほど小さくなったため70億円弱になった。ランニングコストも現在1.3億円くらいのところだが、新庁舎では3割程抑えられる。
○新庁舎は2020年秋に完成し、移転する。2023年度以降に現庁舎の本庁舎は取り壊す。現庁舎跡地の2024年度以降の活用を今年9月以降に市民とのワークショップで検討していく。取り壊す現庁舎面積はおよそ15000平方メートル。現在の第2分館と教育分館はどちらかまたは両方とも残して行政施設として活用していく。
○防災無線を放送する場所(FM放送局)は1階に確保してあるが、有事(災害発生)の時は3階でも放送できるようにしてある。
○ハザードマップに記してある浸水レベルは4.06mであるので、新庁舎の床面の高さを4.30m(アルフォーレと同じ)の高さにした。
また、市長から7月3日の降雨についてこんな話がありました。
「7月3日の降雨は柏崎史上3番目の多さであり、2番目の記録とほぼ同等の降雨量であった。2番目を記録したのは昭和59年のことだったが、当時は鵜川が氾濫した。今回は鵜川は氾濫しなかったし、駅前も浸水しなかった」
この話を聞くとすごい降雨だったのだと思います。市内ではいくつかの土砂崩れや床上浸水がありましたが、不謹慎かもしれませんが、昔ほど「ひどい」という感じがしませんでした。これは雨水ポンプが適切に稼働したためのことだと思います。確実に防災の設備は整い、その機能が果たされているのだと思いました。
今日の市民説明会には多くの市民の方が参加し、予定時間を超えるくらいの質疑が出されました。市民には当事者意識があり、真剣に柏崎のことを考えている雰囲気を感じました。



朝6時からは柏崎市内の小中学校の先生方による海岸清掃に参加させていただきました。夕陽のドームに集合し、雷音の裏の浜辺を中心に1時間ほどごみを拾いました。花火大会の後で、その片付けはしたのでしょうが、細かいごみがたくさん落ちていました。きれいにして海水浴をされる方に気持ちよく利用してもらえればいいと思いました。参加されたたくさんの先生方、お疲れ様でした。海岸清掃をした後部活をするという先生方も多く、今さらながら、先生方の頑張りには頭が下がります。無理をされないようにしてほしいと思います。