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柏崎市消防本部消防技術大会

August 30, 2017

 今日は柏崎消防本部訓練場で標記の技術大会がありました。消防士が訓練として行っている綱を渡って救助するような様子を見ることができました。映像ではなく実際に見ることは初めてでしたので、救助の様子の機敏さもさることながら、本人やチームの掛け声や周りからの気合の力強さ、迫力に圧倒されました。これだけの訓練をしておかないと、いざという時に自分の体を自在に動かすことができないのだと思いました。

 

大会に先立ってのあいさつの中に、「的確な対応力と万全な体制を準備しておく」ことの大切さ、「プロフェッショナルとして個人の防災力を向上させるだけでなく、地域の防災力の向上に寄与する」態度が消防士には必要である、という話がありました。当然、このような技術大会で優秀な成績をおさめることが目的ではなく、災害時に適切な対応ができ、より多くの命を救うために訓練をしているのですから。

また、柏崎市の消防署に所属している人たちの平均年齢が37歳ということも知りました。経験も必要なことですが、若さとしての体力・瞬発力・持久力・集中力、そして使命感を備え、チームとしての力を発揮するには、集団としての年齢バランスはこのくらいが適切なのでしょう。

 

 

  

一般的な技術だけでなく、NBC対応訓練も見せてもらえました。NBCとは、N:核物質・放射性物質、B:生物剤、C:化学剤に対応した訓練のことです。現在の社会情勢を考えると、この訓練は必要不可欠なものだと思います。NBC対応訓練はそれ専用の防護服を着て活動したり、汚染されたものを除染をする場所を確保したりするものでした。通常の災害の救助とは異なり、かなり大掛かりで、専門的な救助活動をする場所を確保することになります。5人や10人で行えるようなものではありませんので、大勢の人の心が一つとなるように、日頃から結束力を育んでいると思います。

最前線で活動する人が着ている宇宙服のようなもの(上の写真のえんじ色の服)は酸素ボンベを背負ってから着るようになっており(そのボンベも20分くらいの酸素しか入っていません)、一人で着たり脱いだりできません。一着130万円ほどするそうです。

その服を着た人が汚染されていると思われる場所に入って救助するのですが、救助された人(黄色の服の人)を除染し救命する人たちもそれなりの専用の服を着ています(下の写真の白い服)。

実際にこの訓練が役立つことがないような世界にしなければならないと思いますが、常に最悪のことを考え、準備を整えておくことこそ危機管理としては大切なことです。

 

今日の大会を企画運営してくださった方々、大会に出場した方々、お疲れ様でした。皆様によって柏崎市の安心安全が支えられていることを痛感しました。本当にありがとうございました。

また、私が教員だった頃に生徒だった人、保護者として見守っていただいた方が何人もいました。これまでにもいろいろな場面であいさつやお話をさせていただいてはいたものの、今日は緊張感が違っていました。特に生徒時代を知っている人の顔は当時の幼さなどみじんもなく、引き締まり、目が輝いていて、かっこよく、頼もしく感じました。これからも頑張ってくださいね。

 

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