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全市一斉防災訓練


今年は中越沖地震10年ということもあり、柏崎市内でも合同追悼式典や関連行事などいろいろと行われました。今日はその一環としての「全市一斉防災訓練」が行われました。今日は中越沖地震の起こった日ではありませんが、地震のゆれが始まった午前10時13分に防災行政無線で放送があり、防災訓練が始まりました。まず各自で身を守る行動をして、その後、町内やコミセン単位での取り組み、アルフォーレでの消防や救助活動の見学、交流会での事例発表、と私にとっては「防災」をしっかりと考えた一日になりました。

今日の一日です。

・10:13 町内の防災訓練開始

・11:00 町内の防災訓練として各班ごとにお宅を訪問しての所在安全確認

・13:00 アルフォーレで防災訓練見学(救助物資の搬入と搬送→バス事故を想定した救助→トリアージ→ドクターヘリ→はしご車での火災救助→放水→防災ヘリでの救助→交流会での事例発表等)

消防署員や消防団員あるいは自主防災会員などの立場で個人としては「防災」の準備やモチベーションを24時間365日高く保ち続けることは困難だと思います。しかし、消防署や消防団あるいは自主防災会などのチームとしては「防災」の準備やモチベーションを24時間365日高く保ち続けることはマストなことです。個人では困難なこともチームとしては可能にしておかなければなりません。交代の時には準備やモチベーションをしっかりと引き継ぎ、いつどこでどんなことが起こるのか予測できない災害に適切に対応してほしいと思います。

今日は天気が良く、事故救助活動も、ヘリコプターでの救助も、火災消火訓練も外で行えました。しかし、見学者が少なくて残念でした。もっと大勢の方、町内の自主防災会の方や学校の先生方に来てほしかったと思います。交流会で事例発表した内容などが広まっていくと、地域防災の意識も活動も深まっていくと思うのです。

会場には「災害救助自動販売機」が設置してありました。ハンドルを回して電力をためて利用する販売機です。また、アルフォーレの駐車場わきの芝生には「災害用トイレ」として利用できるマンホールがあります。気が付いていましたか?

以下写真でご確認ください。

上は町内での所在安全確認の様子です。

下はアルフォーレでの防災訓練の様子です。ちなみに「ドクターヘリ」は1機9億円ほどし、毎年2億円くらいの維持費(人件費を含む)がかかるそうです。

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