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中学校避難訓練


今日は鏡が沖中学校で行われた避難訓練に「防災士チーム柏崎(緑のビブスを着ています)」の一員として参加しました。今日の避難訓練は生徒が設定を考えたものでした。地震を想定した訓練の後、全校生徒が体育館に集まり、避難所経営のためのゲーム形式での防災授業を行いました。指導者はまちからの筑波さんです。

鏡が沖中学校は全校生徒338人で市内で最も大きな中学校です。避難訓練の開始は午後1時30頃の昼休みの時間帯でした。授業中ではなく、休憩時間ですから、校舎内あるいはグラウンドまで様々なところに生徒はいる中で、非常ベルを聞きました。その後の放送の指示に従って生徒は大変スムーズな避難をしていました。

今までには東中学校の避難訓練に参加したことがありましたが、ここ鏡が沖中学校も同様に、生徒は落ち着き、適切な行動をとっていました。普段からの先生方からの防災指導が徹底しているのだと感じました。鏡が沖中の岸校長先生も話していましたが、今は市内どこの中学校も落ち着いて教育活動を行えている、とのことです。

久しぶりに大勢の中学生が一堂に集う集会を参観しました。教員だった頃のように、生徒の中に入って一緒に活動したくなりました。子どもたちと一緒にいるだけで、パワー、元気をもらえます。

その避難所経営の防災授業では、1年生から3年生までを混ぜて30くらいのグループを作ってお互いに意見交換をしながら、どうしていったらいいのか、について考えるゲーム形式の授業のワークショップでした。

「避難所にペットを連れてきた人がいたときに、どう対応していくか」「500人の避難者に300個のおにぎりしか支給されなかった、どうするか」、というような質問に対して、グループで話し合いながら回答していくものです。

1グループが10人くらいになりやや多かったのですが、3年生がうまくリードして意見をまとめていました。いい活動だったと思います。

今日行ったこと、学んだ知識が万が一の時に発揮されるようにしてほしいと思います。特に、避難所では実質的に一番活躍できるのは中学生です。中越沖地震の時も、熊本地震の時も、中学生がしっかりと活動していた避難所では問題も少なく、過ごしやすい環境だったようです。

鏡が沖中学校の皆さん、筑波さん、防災士の水澤さん、お疲れ様でした。

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