議会運営委員会
今日は議会運営委員会があり、議員定数についての話し合いも行われました。この議員定数の適正化についての検討は議運の中で行うことになっており、今日から本格的に各会派からの意見をこの議運の中で出し合いました。その中で、方向性を見出していこうとしています。
議運で協議していくことになると、その大きな方向性としては「全会一致」にしていけるように、各会派の意見をすり合わせ、一致点を見つけていくことになります。この議員定数という問題はかなり重要な問題ですので、議運のメンバーだけで協議するのではなく、時には会派に持ち帰り、会派で協議する時間も必要になります。
今日はその全会一致を目指して協議をしていくことを確認し、議論をスタートさせました。議員定数は〇人という結論ありきでの議論ではなく、何を議論の視点にしていくのかを話し合いました。その中で、これも全員が一致したところは、柏崎市議会は「常任委員会方式」、つまり委員会中心主義であるということです。最終的には本会議で議決を図ることには違いがないのですが、柏崎市議会では議案の審査を常任委員会でしっかりと行う、ということです。ですから、常任委員会での審査が適切に行える人数、というのが重要になってきます。
今日から議論を始めたところですから当然今日は結論は出ていません。次回までに会派で、「どういう常任委員会運営をしていくのか」について意見をまとめ、議論を続けていくことになります。
今日の話し合いの中にも出たのですが、議会の定数が特に新潟県は少なくなりすぎてきたのではないか、というのです。今年市議会議員選挙が行われる三条市や燕市では議員定数が減少します。議員定数を減らすことが「良いこと」あるいは「正義」なのだと言うかのような感じすらします。恐らくどこの市議会も委員会方式で議会が運営されていると思います。一つの常任委員会が6人くらいでは審査が適切に行えるのか、事業評価などを行うのであれば、それも適切に評価できるのか、心配があります。選挙で改選された後の常任委員会のメンバーのほとんどが初当選の議員で占められていれば、常任委員会での審査がなかなか深まらないのではないかとも想像されます。それこそ議員一人一人の資質の問題だから…、と言われてもすぐにはレベルが上がるものでもありません。そういうことも議論の視点にしていくことにもなると思います。
いずれにしても、全会一致を目指してしっかりと議論を深めていきたいと思います。
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