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財務の勉強

議員として毎年柏崎市の予算決算の審議に関わっています。行政だけではありませんが、住民等に何らかのサービスを行っていくとき、事業として取り組んでいくときには当然のこととしてお金が必要になってきます。そのお金の流れを正確に、つまびらかに公開していくことは大切なことだと思います。特に行政は住民の税金がその歳入になっていますからなおさらです。

今日は財務課の職員の方々から財政の基礎と柏崎市の状況について説明をしてもらいました。1年生議員への説明ということで、財政の基礎の基礎から、丁寧に話してくださいました。

私としては先日研修会で一応の基礎を学んできましたが、それは一般的なことであり、柏崎市の状況として具体的な数値の算出にしても、頭に整理ができていませんでした。今日の説明を受けそれが明白になったかといえばまだまだなのですが、ある程度の理解は進みました。

財政のみならず自治体の実態を他の自治体と比較することは必要なことだと考えます。その比較対象が近隣の自治体なのか、人口規模が同程度の自治体なのか、面積なのか、様々だと思います。

財政に関しては「類似団体」との比較が基本で、県内の人口が同程度の自治体をそれに加えて検討するのがいい、というアドバイスも受けました。この類似団体というと人口規模や人口密度などに加え産業構造なども加えて分類したものです。全国800余りの市を分類した時、柏崎市は「Ⅱ-2」グループです。全国に89団体あり、新潟県内では他に燕市だけです。

また、他との比較だけではなく、時系列により、歳入歳出の項目が全体に占める割合や財政力や経常収支比率などの財務指標の変化も柏崎市としての検討に加えていく必要もあります。

専門家ではない人にとって、これらの分析や検討を行うことは大変難しいことです。専門に取り扱っている方々にとっても評価検討するにしては大勢の目と頭が必要になると思います。それを行っている財務部の方々には頭が下がりますし、それによりまとめられた予算書決算書を適切に審議していくことで、皆様のご苦労に報いていきたいと思っています。これからも議員として適切な審議ができるように個人としての力量の向上を図っていきたいと思います。

今日、講師として説明してくださった財政課の皆様、ありがとうございました。

同期で教員に採用された元同僚の子どもが平昌オリンピックに選手として出場します。子どもといってももう20代後半です。種目はバイアスロンです。先日その元同僚と会う機会があったのですが、そんな話は一切出ませんでした。今日その話を聞き驚くと同時に嬉しくなりました。頑張ってきてほしいと思います。

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