明治150年
今年は明治150年の年です。記念の年でもあり、昨年12月にソフィアセンターで明治150年展を行いました。柏崎市では戊辰戦争にもあまり関わりもなく、記念になるようなものなどないし、そもそもそんなに興味関心もない、という人が少なくないと思います。皆様はいかがでしょうか。
この展示会は、ソフィアセンターで昨年12月20日から24日までの開催でした。私は見学には行けませんでした。そこで、この5日間のことやその展示内容などについて今日、ソフィアセンターで司書の方に話を聞かせていただきました。
この5日間には延べ288人の方が来場されたとのことでした。中にはご自宅に所蔵している明治時代の文献などについて次回は展示してほしい旨のことを言った方もいたようです。興味関心がある方にとっては大変貴重な展示物だったようですし、もっといろいろなものを見て、学びたいと思っている方も少なくないようだったとのことです。そのような要望に応えるべく、第2弾も計画しているようでした。
私としては、「桑名藩」とのつながりをもっと市民の方々に知ってもらえないか、と思っているのです。戊辰戦争前には桑名藩の殿様、松平定敬(さだあき)も柏崎で過ごしており、いくつかの書も残しています。桑名藩というと現在の三重県桑名市のことです。なぜこれほど離れたところとつながっていて、その陣屋もあり、様々な史跡が残っているのか、などについて、もっと知る機会があってもいいと思うのです。ここでは詳しく記しませんが、柏崎市のホームページには桑名藩に関わりがある史跡の場所も載っています。柏崎市のWebミュージアムというサイトには松平定敬など桑名藩に関わる情報も載っています。
桑名市と友好都市や姉妹都市の締結をするには明治150年の年としてはいい機会かもしれません。そこまで大々的な取り組みにしなくとも、シティセールスの一環として、もっとPRしてみてほしいと思うのです。シティセールスは柏崎市の名産品やイベントをPRするだけではないはずです。柏崎市とのつながりや歴史についてもPRすることも必要だと思います。
それはともかく、その司書の方の説明の中には、戊辰戦争の戦火に柏崎が巻き込まれなたっか大きな要因として「星野藤兵衛」の力が大きかったとのことでした。ご存知でしたか?その方の展示会も今年ソフィアセンターで行うとのことでした。
このように今年は江戸時代から明治時代にかけての激動の時代について今までになく注目をしていく年になると思います。このこととシティセールスをうまく絡めていけないものかを考えています。