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地域防災リーダー研修 演劇

February 10, 2018

今日はまちからで標記の研修会が行われました。市の防災原子力課が主催していることであり、地域リーダーとして町内会や自主防災会、防災士の方が集まりました。内容としては、宮城県仙台市泉区市名坂東町内会の草貴子会長の講演と柏崎地区国際化協会の清水由美子事務局長の講演などでした。

 

草会長は「私の3.11と明日への備え~東日本大震災被災地の語り部~」としての講話でした。

講演の抜粋です。

○草さんが市名坂東(いちなざかひがし)町内会を平成20年に設立した。加入は167世帯。

○集会所建設に銀行ローンを組んだ。

○町内会の役員はすべて女性。

○町内会を設立して3年後に東日本大震災が起きた。ご自身の親族は無事だったが、周りには親族に亡くなった方がいた方が多く、その方への対応に心を痛めた。

○仙台市には仙台市防災リーダーが600人くらいいる。

○町内会では、防災便利マップを作ったり防災講話を行ったりしている。

○災害時には役所をあてにしてはいけない。自分たちのまちは自分たちで何とかするという気持ちで行動する。

○災害時、リーダーは文句を言われたとしてもぐっと我慢していた方がいい。

○災害時に必要なものとしてよく言われるもの以外には、「入れ歯」「お薬手帳」「紙でできた米袋」。

 

清水事務局長は「多様性から見る地域づくり~やさしい日本語を使って~」としての講話でした。

講演の抜粋です。

○多様性とはダイバーシティと言われ、幅広く性質が異なるものが存在することである。

○多文化共生社会とは、様々な思想、宗教、民族などが入り混じり違いを認め合い共感する社会のことである。

○日本語がわかる外国人は60%以上いるのだから、災害時の避難所では様々な外国語を使おうとするのではなく、優しい日本語で話せばそれなりに伝わる。

○中越沖地震の時には、発災3日後に市民プラザの一室で柏崎災害多言語支援センターが立ち上がった。こういう支援センターが立ち上がったのは全国初のことだった。

○なぜ多言語支援をするのか。→要支援者ではなく支援者として協働してもらえるから。

○変化が起きたとき、画一的なものは適応できないが、多様なものは選択肢が広がる。多様性が地域を救う。No diversity,no community!

 

今日の研修会は地域の方が対象というものでしたが、特に草さんの講演はめったに聞くことができないものだっただけに、もっと大勢の方、学校の先生など関係者にも聞いてほしかったものでした。

草さん、清水さんお二人の講演は防災についての動機づけにはうってつけの内容だったと思います。危機管理として普段から我々の意識の中に置いておくことのみならず、家族や地域の組織の方と共通理解を図っておかなければならないことを気づかせてくれます。

草さん、清水さん、防災原子力課の皆さん、まちからの皆さん、ありがとうございました。

 

夜は産業文化会館で「演劇」を鑑賞しました。今日は劇団THE風・FOUさんの演劇でした。昨年も鑑賞させてもらいましたが、今年も意味深い内容でした。「あのおおがらす、さえも」と読みます。鳥のカラスのことではなく、大きなガラスのことです。演者は3人だけなのですが、90分間目が離せない流れでした。

演者もすごいのですが、脚本や演出をする方は本当にすごいと思います。今日は演出の猪俣哲夫さんは演者としても出演していました。昼間は市の教育部長としての激務をこなしている中、このような活動も仕切っているなんて、ものすごいことだと思います。こういう能力の持主には憧れますし、ある意味嫉妬します。

それはともかく、鑑賞することで豊かな気持ちにさせてもらえました。ありがとうございました。次回作も見たいと思います。

 

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