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中学校入学式 AI講座

今日は柏崎市内の中学校の入学式が行われました。柏崎市立の中学校に入学する生徒は今年度は合計で573人です。昨年度に比べ91人少なくなっています。市内の小学校を卒業しても翔洋中等教育学校や長岡の附属中学校に進学する生徒もいますから、小学校の卒業生と中学校の入学生の数に差が出てきています。

私は第一中学校の入学式に参列させていただきました。今年の第一中学校への入学者は56人です。その結果、第一中学校の在校生は184人になり、初めて200人を下回ったとのことです。私が中学生の頃に比べ3分の1以下になっています。少子化と言われて久しく、昔を知っている人にとっては寂しさもあります。

今年の市内の中学校で入学生が最も多かったのは、東中学校で94人です。最も多くても100人を切ってきました。少ない学校は、第五中学校5人、高柳中学校6人の入学生でした。少なくなったからといっても今は仕方ありません。今日迎えた入学生を含めた3学年全員で学校を盛り上げていってほしいと思います。

さて、第一中学校の入学式は素晴らしかった。きっと市内の学校の入学式はどこも素晴らしいとは思います。入学生は、今日の気持ちをもち続け、充実した3年間を過ごしてほしいと思います。地域住民としても協力していきます。先生方、よろしくお願いします。

第一中学校の入学式に参列した後、産業大学で行われた「人工知能」をテーマにした公開講座に参加しました。人工知能はAIと言われています。artificial intelligenceの略です。個人的には大変興味のあることではあるのですが、自分としてどこまで知っているのかは自分でも分かりませんでした。今日の講座を受けてみて、自分は本当にさわりの部分しか知っていなかったことが分かりました。知っているつもりでいたわけです。でも、それが分かっただけでも良かったでした。

今日の講座では人工知能には4段階あること、自動車の自動運転には6段階あること、自動翻訳として現在できていること、などの講義がありました。私たちはその人工知能などを開発していく側ということではなく、ユーザーの立場になります。だからといってその開発状況を知らなくてもいいということではないと思います。その開発はどこに向かっているのか、今はどのくらいの段階なのか、課題は何なのか、などを知ることによって今後の社会の在り方が見えてきますから。

人工知能の段階

レベル1・・・簡単な制御プログラム。マイコン制御のエアコンや洗濯機。

レベル2・・・古典的なAI。将棋のプラグラムや掃除機。

レベル3・・・機械学習を取り入れたAI。検索エンジンや、ビッグデータ分析。

レベル4・・・ディープラーニングを取り入れたAI。顔画像認識や天気予報。レベル3のAIでは人間がすべて設定する必要があった「特徴量」の学習を行う。

自動運転

レベル0・・・ドライバーがすべてを操作。

レベル1・・・運転支援。システムがステアリング操作、加減足のどちらかをサポート。

レベル2・・・部分運転自動化。システムがステアリング操作と加減速どちらもサポート。

レベル3・・・条件付き運転自動化。特定の場所に限り、交通状況を認知して運転に関わる全てを操作。

レベル4・・・高度運転自動化。システムが緊急時の対応も行う。

レベル5・・・完全運転自動化。システムが場所など制限なく交通状況を認知して運転に関わるすべての操作を行う。ハンドルがない車。

自動翻訳としては、マイクロソフト・トランスレーターにより、文字にカメラをかざすだけで他の言語に訳したり、話した言葉を他の言語に訳して言葉として発したりできています。

今日は、創風システムの石野光仁ソフトウエア研究所長が講師として講義をしてくださいました。ありがとうございました。7月20日まで、毎週金曜日に計15回の日程で講座が開催されます。

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