小学校入学式 議員倫理審査会
今日は市内の小学校の一部で入学式が行われました。市内の多くの小学校は6日の午前に入学式を行っており、今日の入学式実施は6校でした。
今年度の市内小学校への入学生は市内20校で616人です。これは昨年度に比べ35人少なくなっています。入学生が多い学校は比角小が92人、柏崎小が72人、田尻小が70人です。一方入学生が10人に満たない学校もいくつかありました。鯖石小は10人、鯨波小は5人、米山小は4人、高柳小は2人です。先日の中学生の入学者数も記しましたが、少ないからといってすぐに学校の統廃合へ結び付けられるわけではありません。一般質問でもそのことは市の当局に質しました。時間をかけ、保護者を含めた地域住民と話し合いをもちながら、子どもたちにとって一番いい方法を市と当局が一緒になって考えていかなければなりません。難しいことは分かりますが、子どもの健全育成を第一に考えたときの方策を検討してほしいと思います。
さて、私は柏崎小学校の入学式に参列しました。柏崎小学校は72人の入学生でした。72人だから3クラスになるものだと思っていたのですが、特別支援学級への所属者が多いということもあり、2クラス編成になったようです。小学1・2年生は32人以下学級なのですが、特別支援学級所属の子どもを除いた数となっていますので、柏崎小学校の1年生では、特別支援学級へ在籍する子どもを除いた数が64人以下だったということで2クラスになるとのことです。
今日の入学式を見せてもらうと、1年生はしっかりと返事ができていましたし、30分間の式も全員が座って行儀よくしていました。素晴らしいことです。でも、32人を一人の先生が担当するとなると大変だと思います。指導補助員がつくのかもしれませんが、ぜひ複数の大人の目で常に子どもたちを見ているようにしてほしいと思います。
特に小学校低学年では、一人一人の子どもたちに寄り添い、きめ細かく指導していくには30人以下学級の実現が望まれます。議会でも少人数学級の実現に向けての請願を毎年出しています。現場を見てもらうと、その請願に反対できる人などいないと思うのですが、財政の面だとか教員の資質向上だとかを理由にするのは、反対のための理由探しに見えて、寂しい気持ちになるというか情けないというか…、机上での理屈は現場では通用しないのになあと思ってしまいます。
いずれにしても、目指す子ども像を達成できるように6年間をかけて、発達段階に即した適切な指導をお願いします。私も地域住民として可能な限りの協力を続けていきます。
午後からは2回目の議員倫理審査会が行われました。と、いっても実は議員倫理審査会は2つ立ち上がります。今日2回目として行われたものは、加藤議員が請求者となっている審査会です。もう1つは星野議員が請求者となっている審査会を立ち上げることが先日の議会運営委員会で決まり、それが17日に立ち上がるのです。
今日の審査会では、請求者の加藤議員を呼び、請求理由を述べてもらい、それに関しての質疑を行いました。今日の審査会では加藤議員が請求者になっていますので、請求者としての正当性を述べ、被請求者がした行為の不正を述べていました。次は被請求者としての正当性を述べてもらったり、それを証明する証拠の真偽について審査会で審査していくことになります。