議員倫理審査会
現在柏崎市議会には2つの倫理審査請求が出されています。その一つ目の倫理審査請求については4月2日に審査会が立ち上がり、9日に請求者からの説明を受ける会を行いました。そして、もう一つの倫理審査請求についての審査会が今日立ち上がりました。この審査会は、請求者代表を星野議員、連署議員を斎木議員、若井(恵)議員とし、被請求者に加藤議員がなっているものです。今日立ち上がった審査会のメンバーは、委員長:矢部議員、副委員長:三宮議員、委員:真貝議員、佐藤(正)議員、佐藤(和)議員、持田議員、村田議員、三井田議員の8名です。正副委員長の選出に時間がかかりましたが、選挙により、もう一つの審査会と同じ正副委員長に落ち着きました。
午前中は新しい審査会の正副委員長決めと、今後の進め方の確認を行いました。前にも記しましたが、この2つの倫理審査は根っこは同じところにあるように考えます。と、いうことは2つの審査会を同時に開き、証人あるいは参考人を呼んだ中での質疑を行うこともあり得ると思うのです。そうなったときには、村田議員と三井田議員は出席できないことになりますので、両者が正副委員長になることはふさわしくないと思いますし、真貝議員と佐藤(和)議員は審査請求書内に一緒に調査した議員として氏名が記されているものですから、その方も正副委員長になることはふさわしくないように思います。となると、2つの審査会の正副委員長が重なるということへの違和感がないことはないのですが、決定した正副委員長のもと、適切な審査を行ってほしいと思います。
午後からは、加藤議員が請求者代表になっている方の審査会が行われました。今回は、被請求者の4人が出席して質疑を受けました。4人は星野議員、斎木議員、若井(恵)議員、三井田議員なのですが、4人一緒に質疑を受けることと星野議員の通院による時間制限のため、1時間の開催になりました。この審査会は、2月20日に提出した星野議員を代表とする審査請求(後日差し戻しになった)の内容をもとに、その事実がどうなのかについてまずは審査します。その後に、差し戻された審査請求内容が新聞報道に至った経緯などについての審査をすることになります。
今日は事実関係の審査を行なおうとしたのですが、2月20日に提出した審査請求の証拠となるものをこの審査会で審査をしたいということになったところ、メールの黒塗りが外せなかったり、録音データを提出できなかったりしたのです。メールの差出人や受取人名が黒塗りになっているようなものは証拠と成りえないものだと思います。このようなこと、証拠となるものを提出できないなど、を続けているようでは、ご自身が主張することの正しさは、誰の納得も得られないと思います。
そうなると、これ以上は審査会を続けている意味がないので、司法の場で決着をつけることになるのでしょうか。審査会を立ち上げたからには、それなりの処分をすることになると思いますが、その処分もどうなるのか不透明なところです。何か、国会での証人喚問の答弁と似ているようになり、倫理審査会の重みが感じられなくなってしまっています。仕方ないことなのでしょうか。・・・
今日の更新は1週間ぶりのものになりました。実は、その間インフルエンザにかかり、休んでいました。ようやく回復しました。ご心配をおかけしました。