安全意識の向上を
新潟市小針で発生した事件をきっかけに、特に子どもたちの安全確保に向けての地域の安全意識のさらなる向上が急がれています。今までの体制では不十分というわけではないと思いますが、さらに協力できる範囲を広げていこう、ということです。
今日は中央コミセンの役員会がありました。そこでは柏崎小学校と第一中学校の連名で各町内会長あてに、「登校における安全指導(子ども見守り隊)」のお願い文書が出ました。町内会ごとに割り当てをして必ず実施してほしいということではなく、可能な人が登校時だけではなく下校時まで、通学路に出て子どもたちを見守ってほしい、という趣旨です。当然、地域にお願いする前に学校のPTAが主体になっての活動をし、それを補完する地域の見守り隊であると思います。このような見守り活動が一時的なものではなく、通年の当り前の活動になっていくことが望まれます。
今回の事件は不審者の事案でした。子どもたちの登下校時だけではなく、家に帰ってからや夜間、休日の不審者情報の共有化もさらに周知していくことも必要だと考えます。今は広報かしわざきの放送で不審者情報の発信はしていませんので、市の防犯メールへの登録を広げていくことが第一だと思います。登録を希望される方は、こちらから柏崎市のホームページの記載にそって進めてください。
また、不審者事案だけではなく、道路状況の整備も安全の確保には必要なことです。交通事故防止も不審者と併せて進めなければならないと思うのです。通学路の点検は市の当局だけでなく、各町内会からも要望を上げて改修を進めています。今年は大雪だったこともあり、除雪によって道路の舗装がはがれたり、穴があいているところもあるようです。
私が日頃、町内の方々からお話を聞かせていただいている中に、通学路の整備が必要だと指摘されることがあります。先日、道路上に引かれている止まれの「白線」が薄くなってきているから、そこを通る車が一時停止をしないで危ないから引き直した方がいいのではないかというお話を聞きました。そこで、早速町内会の役員と市の市民活動支援課につなげて話を進めました。このような停止線が薄くなっているところの引き直しは町内会で対応することになります。幸い、私が所属している北園町は、このような安全確保の話をさせてもらうと素早く行動に移してくださる町内会です。危険だということを認識していながら対応が遅れたため事故が起こったら大問題になります。いろいろある中で、安全を最優先して、素早く行動に移してくださったことに感謝します。ありがとうございました。
これらの写真は、引き直した白線です。
これからも多くの方々と一緒に、安全確保について日々の暮らしや生活環境を見直していき、不安なところや不備をなくしていけるようにしていきたいと思います。