えんま市朝清掃 防災士スキルアップ研修
昨日も記しましたえんま市の朝清掃、昨日でえんま市が終わりましたので、毎年17日の朝6時から第一中学校の生徒を中心に行っています。中学生だけではなく、柏崎小学校の6年生や地域の方々、青年会議所、消防団などいろいろな団体の方々の参加がありました。500人くらいの人が集まったのではないかと思いました。
6時に集合し、7時には解散したので、実質1時間ほどの時間なのですが、露天商が出ていた本町通りを中心に作業を行い、きれいになりました。マンパワーというか、参加者の集中力というか、とにかく見違えるほどきれいになりました。参加者の皆さん、お疲れ様でした。
えんま市清掃後の午前中には防災士スキルアップ研修会が行われました。
今日の研修会はお二人の講師による講演でした。
まずは、「災害・救命現場から伝える、救命講習の意義」を演題に元消防士で救急救命士の小池勝己様を講師とした講演でした。小池様は地域の御用聞きとして5分で100円で様々なサービスを行う「柏崎ポーターズ」を立ち上げて、活動しています。ご自身で思い立ち、消防士を早期退職して黄色い車1台からこの仕事を始めたとのことです。自己紹介でこのような話を聞き、その思いの熱さに感動をしました。講演では、問題の外在化をすることがスキルアップにつながる、として頭で考えていることを言葉や文章で表してみることを勧めてくださいました。
お二人目は、「大雨と災害」を演題に日本気象予報士会新潟支部支部長の上村敏夫様を講師とした講演でした。気象庁のデータをもとに柏崎市の降水量の傾向とこれからの梅雨と台風シーズンの豪雨についての注意事項を話してくださいました。知識として必要なこと、例えば積乱雲自体の寿命はおよそ1時間、1時間降水量1mmとは畳1枚分のスペースに一升瓶1本分の雨が降ったと同じ、などはしっかりと身に付けておくことはもちろんですが、気象庁からのデータも優れているものなので、確認しておく必要があります。
小池様、上村様、ありがとうございました。