ぶらりとかしわざき
今日は会派の3人で、柏崎観光ボランティアガイドが案内してくださる「ぶらっとかしわざき」を体験してきました。これは、ボランティアガイドが市内に7つあるコースを一緒に歩きながら解説してくださるものです。今日はその中の「街なか史跡コース」を巡りました。ガイドの高野さんからの適切で流れるような解説は、興味関心をより高めてくださりました。今日は以下のようなコースを巡りました。そこで印象に残っていることの抜粋を記しました。
○香積(こうじゃく)寺・・・お寺の近くには柏崎市で最も古い電柱があります。藤村ヒューム管が建てたもので、現在は街灯がついています。(写真)
○聞光(もんこう)寺・・・釣鐘をつく音は番神の海底まで届くと言われています。ちなみに釣鐘をつく棒はシュロの木で作られたものが一番いいそうです。(写真)
○専福(せんぷく)寺・・・三階節発祥ゆかりの寺です。2番の歌詞はあまり知られていないようですが、このお寺の方のことがうたわれています。(写真)
○生田萬(いくたよろず)の墓・・・柏崎小学校脇にあります。江戸時代の柏崎の偉人の一人です。(写真)
○柏崎神社・・・中越沖地震で鳥居も倒れたり大きな被害があったのち、ようやく整備されました。
○妙行(みょうこう)寺・・・戊辰戦争時の官軍の宿になったところです。その当時に書かれた文字が残っています。
○石井(いわい)神社・・・上杉謙信が奉納したと言われる狛犬があります。
○立地蔵・・・足腰を痛めた方がお参りをしたら治ったと言われています。(写真)
柏崎は西本町から街がつくられ、広がっていきました。今日はその西本町を中心に史跡巡りをしました。駅前通には「貞心尼(ていしんに)」が詠んだ歌が刻まれている碑が12基あります。それについては次回解説してもらいたいと思います。
同じ中央地区に生まれ育った私ですが、なかなか西本町を歩くことがなく、大変新鮮で興味深いものがありました。知らない柏崎の多さに驚きがありました。
ちなみに、柏崎の地名のゆかりは、鵜川沿いの「柏の岬」からだそうです。そこ鵜川沿いから東に広がっていった町です。
もっと柏崎について知りたくなりました。ガイドの高野さん、ありがとうございました。