まちからで防災VR体験
防災教育は学校教育の様々な教育活動を取りまとめるようなくくりの概念だと考えます。前にも記しましたが、学校教育で行われている○○教育というものはいくつもありますが、それらはすべて防災教育のある一部だと考えられるということです。防災教育を突き詰めるとそれは特別支援教育にもキャリア教育にも道徳教育にもつながっていると思います。
今日はまちからで防災のVR体験をしました。バーチャルリアリティです。以前も体験をする機会がありましたが、今回の体験ソフトは別のものでした。火事と地震の発生時の体験でした。私が体験に行った時には消防署の方が来ていて体験していました。
防災教育においてはこのVR体験をすることが目的ではなく、子どもたちの防災教育へのモチベーションを高めるための一つの手段だと思います。これは私の意見ですが、防災教育を進めるためにはどこかから資料を集めて読み聞かせたり、体験した人からの体験談を聞いたりするだけでは子どもの心には落ちないと思います。これは平和教育も同様だと思います。本来なら5感を通した体験により気持ちが入った学習になると思うのです。地震なら実際の揺れを感じたり音を聞いたり、火事なら炎を見たり温度を感じたりするような体験をするといいのかもしれませんが、そのようなことは困難です。そのためにVRは効果があると思うのです。
学校教育において防災教育をより充実させていくためにはまちからで行ってる防災プログラムを市内の全小中学校で確実に行い、その中にVRを用いた活動を取り入れることがより効果的だと考えます。そのための予算を計上することも必要だと思いますが、それはまた別の話になります。