政策検討会議、議会運営委員会

午前中には政策検討会議が行われました。議会としての政策提言を目指して、「食品ロス削減」について検討しています。いわゆる食べ残しをなくしていこう、ということであり、調理段階からの残渣を削減していこう、ということです。今では家庭、学校給食、事業所、食堂などいろいろなところや場面で言われていることですから、新しい取り組みではありません。しかし、それが確実に実行に移されているのか、となるとやや疑問があります。私自身としても、宴会に参加した時にすべて出されたものを食べきるということはできていませんし、家庭でも料理を残すこともあります。各自の意識を変えることも重要ですが、それ以外のこと、例えば宴会場での食事を摂る時間を確実にとることや、持ち帰りができるようにしたり、家庭では適切な量を作ったり、学校給食では食べきることの大切さを学んだり、などにも市全体としての取り組が必要に感じます。

実は、「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」というものがあり、新潟県では8つの自治体が加盟しています。柏崎市は加盟していません。こういう協議会に参加し情報を得たり、他の自治体の取り組みを参考にしたりして、市民へも働きかけを強化していくことが大切だと思います。商工会議所との県警も含め、こういう協議会への加盟も提言としてまとめていくことになります。

午後からは議会運営委員会で「議員定数」についての意見交換を行いました。現在柏崎市議会議員の定数は26人です。この人数が適切なのか、もっと増やすのか、減らすのかなどをいろいろな視点から検討しています。

この議員定数を専門に研究している方がいます。そういう方の考え方を参考にしています。私も専門的に研究している廣瀬和彦先生の講座に参加したことがあります。廣瀬先生だけでないのですが、「いまは自治体では議員数を減らし過ぎている」傾向が強いと言っています。近隣の自治体や人口が同じような自治体と比べると、お互いが定数を減らすことに力を入れてしまうようなのです。議員数を減らすことが議会改革であり、市民の要望に応えることである、という考えからやってしまうようなのです。廣瀬先生などは、こういう自治体同士のおかしな競い合いは危険だというのです。確かに議員の報酬は税金から出されていますから人数が少なければそれだけ税金は少なくて済みます。果たしてそれでいいのでしょうか。議会というのものの存在価値はそんなに小さなものなのでしょうか。市民の皆様にもっと議会の活動を知ってもらい、その重要性を理解していただけるようにすることも議会の仕事の一つだと思います。

議会運営委員会としての結論は9月定例会議までには出す予定です。しかしその結論が一つであるのか、2つ以上のものになるかはまだ分かりません。議会運営委員会での多数決によりまとめるというものではないからです。

私が個人としてこの議員定数を考えたとき、26人がいいのか24人がいいのかなど、人数ありきでの検討は行いませんでした。いくつかの書物や研修会へ参加した時に学んだ方式を柏崎市に当てはめてみたのです。

その結果、私の意見としては、現在のまま26人の定数でいいのではないか、というものになりました。理由は、上記の廣瀬先生が提案しているいくつかの方式に柏崎市の人口や常任委員会数を当てはめたとき、その計算結果が26という数値になるからです。以下はその根拠となるものです。

①常任委員会の数とその委員数では、

人口5~10万人の都市では平均3.3の常任委員会がある。その常任委員の数の平均は7.5人である。3.3×7.5=24.8 これに議長をプラスして切り上げると、26人。

②議員一人当たりの代表者(市民)の数では、

廣瀬先生の調査研究の結果は議員一人当たりの市民は3227.4人です。柏崎市の人口を少なめに見積もり84000人とすると、84000÷3227.4=26.027 切り上げて、27人。

③面積人口方式として林関西大学教授の数式に代入するのでは、

公式に代入したものは省略させていただきますが、結果は24,066。切り上げて、25人。

これ以外に、ただ単に人口だけで比較するのではなく、自治体の財政規模が同じような自治体を比較することも必要ではないかと考えました。財政規模は大きいとそれだけ市が行う事業の数が多かったり、一つの事業にかける予算が大きくなります。柏崎市では議会で市の事業評価を行っています。そういう評価を行うにしても事業が多くなるとそれなりの議員数が必要になると考えたのです。

この財政規模と人口規模が柏崎市と同じような自治体は全国で7つありました。その自治体の平均議員数は25.143人でした。切り上げて、26人です。

など、考えていくと、いたずらに議員数を減らすことが正しいことだとは思えなくなったのです。

ただ、新潟県内での人口規模が同じような市の議員数では、三条市は22人、新発田市は25人、燕市は20人です。だからといってこれにならうことは、いたずらに議員数を減らすことにつながりかねません。柏崎市の実態、市の面積や原発立地など、を考えて結論を出していきたいと思います。

#政策検討会議 #議運

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