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政治家のPR術

July 23, 2018

今月は常任委員会の視察や姉妹都市東村山市との交流会とあわせて個人の研修として県外に出張させてもらうことが多くありました。今日も日帰りで東京での研修会に参加しました。

今回の研修は「政治家のPR術」をテーマに、小野五月オノ・プランニング・オフィス株式会社代表取締役を講師にしたものでした。

来年の4月には統一地方選挙として新潟県議会議員と柏崎市議会議員の選挙が行われます。選挙に対して何回も繰り返し取り組んでいる人であればこのような研修は経験則として真新しいことはないのかもしれませんが、私にとっては意義深いものでした。以下、印象に残っていることです。

 

 ○政治家のPR術

・PRとは、自らの望ましいイメージやその施策や事業内容・主義主張などを大衆に知らせ、理解や協力を求めること。PR活動とは、「望ましい関係づくり」のために起こすアクションのこと。

・今までやってきたことを並べるだけではPRにならない。

・選挙でいう空中戦と地上戦とは、

 空中戦は、知名度を上げ街頭等で浮動層の支持を得ること。不特定多数への投票依頼。

 地上戦は、支持者、支持団体を回って投票を訴えること。特定の方への投票依頼。

・選挙でいう支持者と支援者とは、

 支持者は、意見、主張に賛成し、その後押しをすること。投票してもらえる有権者。

 支援者は、力を貸して助けること。投票+何らかのお手伝いをいただける有権者。

・「えひめのみかん」と言いながら写真を撮ると、自然な笑顔がつくれる。

○具体例と数値で示すPRの有効活用

・不特定の人に見てもらうのがポスター。顔と名前を覚えてもらうことが目的ととらえる。

・PRとしてはポスターの費用対効果は高い。

・ポスターのサイズは昔はA1やA2だったが、今はB2がよい。

・アンケートで、「投票に行く」と答えた80%、「たぶん行く」と答えら40%が実際に投票に行くと考えられる。

・投票日直前のハガキや電話での依頼は、両刃の剣であり、使い方によっては票を減らす。特に電話での依頼としての電話帳の上からかけるというものは票を減らすだけ。

 

ここには記されませんが、ポスターの作成のポイントも実際のポスターを映しながら説明されました。人は見た目で判断されることが大きく、特に選挙で自分の名前を書いてもらうためにはどうしたらいいのか、ということが少しでもわかったように思いました。上にも記しましたが、電話作戦での電話帳の上から順にかけているということは絶対にしないと、強く思いました。

任期期間中は政策活動のみに力を入れ10本の政策を実現させた政治家と任期期間中には政策活動には力を入れずに地元の人とのふれあいを重視してきた政治家ではどちらが次の選挙で受かるか、といえば後者であることが多い、とのことです。選挙に勝たなければただの人になる政治家とはどうあるべきなのかを考える講座でした。要はバランスだと思います。このような極端な人はいないと思います、住民の福祉向上と市政の発展のために自治体の議員は存在するわけですから。

今回の講座の最後に講師からアウンサンスーチーさんの言葉を紹介されました。

「国民が望む政策を並べ立てるのは決して良い政治家とはいえない。むしろ国民が望まないことを推し進めるのが政治家の役目である。政治家とは、その国やその国の国民の将来を考え、今どうすべきかを見極め、それがたとえ国民に困難を与えることであっても、それを説明し納得してもらうのが仕事である。人はその人生で、やりたいことをやるのではなく、やるべきことをするのが人生だ」

 こういう視点で国政を担う政治家を見ることは大切だと思いますし、基礎自治体の議員も政治家の端くれですから、自分の地元地域だけ、所属団体だけの利益を訴えるようなことがないようにしていかなければならないと思いました。

講師の小野さん、ありがとうございました。

 

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