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おとな「柏崎学」西山巡り


今日は柏崎市教育センター研修の講座である「おとな『柏崎学』」に参加させていただきました。市内の先生方と一緒に西山町内を巡りました。市内の小中学校では「柏崎学」として柏崎のよさを知り、感じ、発信していこうというような学習に取り組んでいます。今日はその柏崎のよさを先生方が指導していくために、まず先生方が柏崎のよさを学んでいこうという講座でした。昨年は高柳町内を巡りました。まだまだ柏崎には全国に発信すべき「よさ」はたくさんあります。

今日は当初、「西山ふるさと館」→「田中角栄記念館」→「草生水献上場」→「二田物部神社」→「久寛荘」→振り返りまとめ、のコースでした。しかし、バスが草生水献上場近くまで行けないということで、そこは訪れませんでした。献上場には興味がありますので、今度個人的に訪れてみたいと思います。

西山ふるさと館は2018年3月にリニューアルオープンしています。それまでに比べ、全然雰囲気が違い、分かりやすく、過ごしやすくなったように感じました。そこでは田村館長から説明を受けました。興味深かった話は、道の駅としてこのふるさと館は登録してあるが、電源立地交付金を使って建てた施設であるため、皆さんがイメージしている物産館や食堂などはつくれない、ということでした。この話は果たしてどれだけの市民が知っているのか分かりませんが、物産館や食堂がふるさと館にない理由を知ることができました。

その後隣の田中角栄記念館に行き、郵政大臣や大蔵大臣、そして総理大臣当時に記したり使ったものを鑑賞し、昨日の午後に設置したばかりだという田中先生等身大パネルの隣で写真を撮りました。田中角栄記念館にしても生家のお墓参りに行っても写真を撮ることができない中、このパネルと一緒に撮れる写真は貴重だと思います。

二田物部神社では三嶋宮司から日本には神社が85000社あり、お寺より多いことや、新潟県には4786社の神社があり、それは全国で一番神社が多い、ということを聞きました。そしてこの二田物部神社の歴史についても学びました。おみくじもありました。

久寛(きゅうかん)荘は、初めて訪れたことはもちろん、初めて知りました。今は群馬県の小学生を臨海学校として受け入れている施設ですが、日本石油初代社長の内藤久寛氏の邸宅であり、明治天皇の行在所でもありました。歴史的にも貴重な建物です。

まだまだ西山には皆さんに知ってほしい歴史があり、柏崎の宝の地であることは確かです。それをまずは大人が知り、それを子どもたちに伝えていけるといいと思っています。

今日一緒に活動させていただいた先生方、おりがとうございました。


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