小学生お仕事体験塾 町内納涼会
今日は毎年行っている「小学生お仕事体験塾」がありました。アルフォーレに45のお仕事が体験できるコーナーを設け、個人でいくつもの仕事を体験できるようにしていました。午前10時から午後4時までの時間の中、3つも4つもお仕事を体験した小学生がいました。
「柏崎で働く大人の思いに触れ、未来の柏崎をつくろう」ということで小学生にお仕事を体験してもらうだけではなく、柏崎で働いている大人の思いを伝え、柏崎のよさ、素晴らしさを感じ取ってもらうことをねらいにしていると思います。実際は小学生のうちから将来の仕事人としての自分を想像することは難しいかもしれませんし、小学生の頃から将来就く仕事を決めるように指導をすることはしません。昔は自分の親の職場を訪ね、その様子を見学させてもらうことができました。しかし、今はなかなかそういう機会がなく、自分の親の仕事内容もよく分からない子どももいるような気がします。また、今は消費者としての立場が強調されることはあっても、お金を稼ぐための生産者としての立場があまり指導されていないような気がします。お金を稼ぐことがいかに大変で、その仕事は社会にどのように貢献しているかを、もっと小さなうちから分かってもらう必要があると思うのです。それが学校で行っているキャリア教育につながると思います。
それはそうと、柏崎市議会もこのお仕事体験塾の一つのコーナーを受けもっています。市議会がお仕事体験塾に出るようになって3年目です。少しは子どもたちの意識の中に「議員」という仕事もあることが根付いてきているのかなあ、と手前味噌ではありますが、そんな感じがします。
今日も参加してくれた子どもたちが2つのチームに分かれて、市長が提案する柏崎市につくるとしたらどちらがいいか、を話し合いました。ちなみに、A案は「水族館とレジャープールとテーマパーク」、B案は「映画館を併設しているショッピングモール」です。
議長役も小学生が行いました。議員役としてお互いを説得しようと活発に意見交換を行い、自分の主張を相手に分かってもらおうとしている一生懸命な姿に感動しました。この中から将来の議員が誕生するかもしれません。
参加してくれた皆さん、ありがとうございました。
夜は私が住んでいる北園町の納涼会がありました。そこには櫻井市長もおいでくださり、ごあいさつをいただきました。
天気もよく、過ごしやすい日になり、よかったと思います。飲み物や焼き鳥などの模擬店が出たり、カラオケや小学生のダンス、よさこいチームの踊りの披露があり、毎年のことながら盛り上がりました。こうやって一つのイベントごとに住民が凝集する町内会はいいものです。前も記しましたが、北園町は公営のアパートがあるので500以上の世帯があるのです。これだけ多いと何らかの住民トラブルもあるのでしょうが、こういう町内のイベントを通して少しでもお互いの顔を知り、仲間意識を醸成していくことで回避できることもあると思うのです。
企画から準備などをこなしてくださった役員の皆様、ありがとうございました。今年もいい会になりました。