柏刈原発視察 議会報告会4日目

今日は原発特別委員会の第1部会が主催した「柏刈羽原子力発電所見学」に参加しました。議員とはいえ原発内の視察見学は好きな時に行けるものではありません。当然のことながら見学には大変厳しいセキュリティチェックがあり、制限されたところのみの立ち入りしかできません。ですから、今日の視察は大変貴重なものでした。私は以前、町内会の原発見学に同行したことがあったので、構内に入ったのは2回目でしたが、先日のケーブル火災など前回の見学時からいくつかトラブルが発生していたので、どんな感じなのか気になっていました。しかし、現場で作業している方々の一生懸命さ、丁寧さは以前と変わらないものでした。

その中で気になるのは、今は点検作業中だから構内従業員は6398人ですが、この原発が稼働したらこの作業員の方々はどうなるのだろうか、ということです。稼働すれば点検作業者はいらなくなるのですから、構内従業員は極端に減ることが予想されます。ということは、原発が稼働したらここでの仕事がなくなる人も少なくないのではないでしょうか。原発が動けが仕事が増える、人が増えるというのは事実なのでしょうか。そうではないと思うのですが…。確かに稼働すれば柏崎市への交付金はそれなりに増えることにはなりますが…。
見学時に対応してくださった東京電力関係の皆様、ありがとうございました。

夜には議会報告会4日目、最終日の開催が「田尻コミセン」「中央コミセン」「剣野コミセン」でありました。私達のチームの担当は昨日で終わっていたのですが、参加人数が多くなりそうだということで「田尻コミセン」にお手伝いに行きました。そうしたら案の定、50人近い参加者があり、グループを4つに分けて(通常は3つに分けています)の意見交換会になりました。
・バスの本数を増やす。
・バス路線のコースを見直す。
・バスを小型化する。
・バスの運転手の待遇を改善する。
などについて、詳しい提案がありました。参加してくださった方全員から声を出していただくことができ、よかったと思います。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
今日で今回の「議会報告会」は終わりましたが、反省点も多々あったと思います。「報告会」ではなく「意見交換会」という名称にすべきだはないか、他のテーマの意見交換会がしたかった、事前に資料を配ってほしい、今まで通りの報告会形式でも行ってほしい、などの意見も寄せられていましたので、次回はさらに工夫していきたいと思います。