防災教育をサポートするための研修会
いのしし年には大きな地震が発生しているのです。12年前には「中越沖地震」24年前には「阪神淡路大震災」、そして「関東大震災」もいのしし年でした。今年は地震だけではなく、大きな災害が起きないことを願っています。
今日は標題の研修会がまちからで行われました。学校の先生方が多く参加していましたが、防災教育をサポートする、となると、本来は学校を取り巻く地域の方々の参加がもっとほしかったのかもしれません。
研修会では、まず、これまで実際の事例として、北条小学校・鯨波小学校・第五中学校・翔洋中等教育学校の取り組みを学びました。その後、小集団に分かれて、防災教育の現状や障害になっていることを学校の先生から聞かせていただき、その実態を踏まえてどのようにサポートできるのかを話し合いました。私としてはそれなりに学校現場の様子も理解できますので、その中で学校として負担が少なくなるように取り組むにはどうしたらいいのかを提案しました。具体的な領域的な取り組みに目がいきそうなところを、先生方には防災教育の機能的側面に注目し、各教科の中に防災教育の視点を取り入れた指導を行ってほしい、というものなのです。
いずれにしてもこのような地域への広がりがもっと必要だと思います。