新成人フェスティバル2019
柏崎市では今日が成人式でした。そして今任期初めての議員としての活動がこの「新成人フェスティバル」への参列でした。
私にとっては今回成人した人たちは、西山中学校の2年生として知っていました。各中学校の卒業アルバムが映ったとき、西山中学校の当時を懐かしく思い出すことができました。
今、柏崎市は人口減少が大きな課題です。毎年1000人ほど人口が減っています。今日、成人した方々が今は柏崎市外にいても、いずれ柏崎に戻ってきて生活したいと思えるようなところにしていきたいと思います。まあでもこういうことは市内にいる大人が考えるとして、今日成人を迎えた皆さんは、どこに住んでも、皆さんの「夢」が実現できるように、「幸せ」をつかみ取れるように、頑張ってほしいと願っています。
夕方からは、私にとって最後の3年の担当だった長岡西中学校の卒業学年の成人の集いに参加しました。長岡市も今日が成人式でした。当時の西中学校は6クラスあり、そのうち150人近くの卒業生が集まったとのことです。
いつでも感じることなのですが、中学卒業からわずか5年とはいえ、顔を見ただけでは誰なのかわからない人の方がたくさんいます。特に女性は化粧をすると別人に見えて、戸惑います。私にとってこの学年は、転勤して初めての年で3年の学年主任を務めた学年です。担任をしたわけでもなく、部活の主顧問だったわけでもなく、数学を3クラス担当していましたが、生徒にとっても印象の薄い学年主任だったのではないかと思います。それでも声をかけてくれた人も少なくなく、懐かしく思い出を話しました。働いている人も多く、それも地元長岡で働いているというから驚きでもあり、素晴らしいことだと思いました。
成人式に出るたびに感じることですが、中学の先生は、その人(生徒)にとって人生で初めての進路選択をする大切な時期に関わる家族以外のとても重要な大人です。時にはその人の一生を決める選択の場に立ち会うことになる重要な大人です。当然、責任の重さを感じます。真剣に向き合うだけにその人(生徒)にとっては忘れることができない人になるのではないかと思います。そんな経験ができる仕事は他にはないのではないかと思います。先生のやりがいはそこにあるのかもしれません。
いずれにしても、今日、成人を迎えた皆さんの人生に幸多きことを祈念します。おめでとうございました。