個人研修2日目
昨日に引き続いて2日目の研修でした。
以下に今日の講座の抜粋を記します。
1 小さな地域の経済循環構築の実例
・地域は課題先進地である。 ・再生可能エネルギーでの発電はその発電量だけでいうと日本は世界第5位。 ・福島県は2040年頃には県内エネルギー需要の100%相当量を再生可能エネルギーで生み出すことを目指している。 ・世界風力エネルギー協会が提唱しているコミュニティパワー3原則というのがある。地域による予習、地域による意思決定、地域への利益還元である。 ・日本社会のエネルギーベストミックスとは、分散と集中、大規模と小規模などエネルギーが相互に補完することではないか。 ・エネルギーというと電力と直結させてしまうが、電力に変換できるものは4割程度であとは熱になる。熱利用をもっと考えるべき。 ・シュタットベルケしかり、お金を儲けるという発想ではなく、地域課題の解決という発想で取り組むと地域に根差したエネルギーになる。
2 SDGs、大学の上手な使い方
・SDGsは誰一人取り残さないということが大きなコンセプトである。 ・日本政府は17項目あるSDGsの項目を8つにまとめた。 ・新しい大学の役割は、学生を教育する、学術的な研究をするに加えて、社会の発展に寄与するがプラスされた。 ・大企業の1・2年目の採用者への人材育成は中小企業や地方にはないほど充実している。 ・域学連携として、地域の困りごとを大学にもっていき、一緒に解決しようとすると、大学も喜ぶ。ただ困りごとのお願いだけでは大学にメリットはないし、それに対応するだけの予算もない。お互いのメリットとなるような条件がほしい。 ・環境と経済に地域を加えた中でSDGsを進める。
この2日間ではSDGsの話が多く、つまり持続可能なまちづくりについての話題が多く出てきました。いかに柏崎市が持続可能であり続けられるかを議員としても考え、当局と意見交換していかなければなりません。そのためにも様々な視点を見つけられました。
早稲田大学の永井祐二先生、岡田久典先生、ありがとうございました。