はす祭り

吉井地区の「はす祭り」が今日、行われました。昨年も参加させていただきましたが、この時期の吉井地区長橋大池のはすは大変綺麗です。吉井地区のお祭りですから、地元の方々が企画運営してつくり上げたのもで、温かいお祭りでした。
地区の方がガイドを務め、参加者に「はす」のことを説明してくださいました。この大池の周囲は900mある、高田公園のはすから種を分けてもらった、ピンクの花の中に真っ白い花もある、吉井の宝のはすだがそれを取っていく泥棒がいて困る、などの話を聞かせてもらいました。みんなで守ってるはすだということがよく伝わってきました。このはすの花はきれいなだけでなく、地区民の心がこもっているのです。

今から十数年前に私は瑞穂中学校で勤務していました。当時から感じてたことですが、瑞穂中学校区、特に中通地区は保護者の協力が素晴らしく、地域として子どもを育てていこうとする雰囲気があり、子どもたちもそれにしっかりと応えていた地区です。今日もその雰囲気を十分に感じました。たくさんの子どもたちと保護者がこの大池のはすを大事に思っていることが伝わってきました。

今日は近隣の町内会長をはじめ、市の商業観光課長や市議会議長なども招待されていましたから、吉井地区のはす祭りの素晴らしさを市内外に発信してもらえることだと思います。
先日のぎおん柏崎まつりのように市内全体とまではいかなくても、各町内ごとに行うお祭りや納涼会がこれからの時期は多くあります。各町内の懇親を深めるということだけでなく、それぞれの地域のよさの再確認や町外への発信も考えていると思います。こういう柏崎のよさを一つずつ集めることでさらに柏崎を好きになっていけると思います。
吉井の皆様、ありがとうございました。