同和教育研究協議会現地学習会 こども食堂
今日、「柏崎市・刈羽村同和教育研究協議会現地学習会」があり、急遽でしたが参加させていただきました。参加者は35人ほどいて、小中高校の教職員と行政の方が主でした。
同和教育は学校では確実に指導されているものですが、指導する教員が専門的に研究している方から学んだり現地研修を行ったりすることは必要不可欠なことだと思います。今日の現地学習会は柏崎市内の同和教育に関する歴史的な場所を巡りながら新潟産業大学の秋山教授から解説を聞きましたから、今日の参加者はぜひ学校に戻ったら他の先生方に伝達してほしいと思います。
今日の行程は、まちから→八坂神社→柏崎県庁跡→枇杷島城跡→北条城跡→平井(藤井堰)→開運橋→安政橋→新花町→閻魔堂→生田万の墓、でした。
これらは柏崎の歴史を学ぶ上でも重要な史跡です。それらの成り立ちも説明を受け、新たに柏崎の素晴らしさを感じました。
同和教育の話に戻りますが、柏崎市にも同和地区は存在していました。集中していたわけではなく点在していたとのことです。それがどこにあったのかということを学ぶことが主旨ではなく、そこで生活していた方々の仕事が今の社会に置き換えるとどういう役割だったのか、差別の根絶に必要な我々の意識などを学ぶことです。
興味本位でうわべだけを見聞きしてそれを広めていくようなことは正しいとは思いません。当然、教育の場では子どもたちの発達段階に応じて適切な知識の伝達と心の醸成をお願いしたいと思います。
今日の現地学習会は大変有意義なものでした。ありがとうございました。
夕食は北園町集会所で「こども食堂」が開かれました。メニューは、カレー、カボチャサラダ、スープでした。
柏崎市内ではいくつかの地区で、その地区が主体になった「こども食堂」が開かれています。その中でも市内の中心になり月に1回、定期的に行っているのは福祉センターで社会福祉協議会の方々によるものです。今日の北園町での「こども食堂」は社会福祉協会の方々によるいわば出張所のような形での開催でした。
北園町集会所で開かれる「こども食堂」は今回で3回目でした。今日は子どもたちだけではなく地域の方々へも開き、高齢者の方の参加もありました。これからは毎月とは言えませんが、可能な限り定期的な開催を目指していけるといいと思います。
この「こども食堂」は貧困をキーワードとしたものがスタートでしたが、今は「孤食」「個食」を解消していこうとする中での実施として子どもだけではなく地域の方々へ参加を広げています。
その在り方についても考え、市民に広げていけるように働きかけていきたいと思います。
スタッフの皆様、ありがとうございました。