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ネットトラブル・ネット依存から子どもを守る 中央コミセンサマーフェスタ


午後から、「2019家庭、学校、地域との連携・協働研修大会」として全国ICTカウンセラー協会の安川雅史代表理事から「ネットトラブル・ネット依存から子どもを守る」をテーマとしての講演がありました。柏崎市小中学校PTA連合会が主催に入っており、保護者として今のネット状況の知識をもちながら、子どもたちへの範を示していこうという講演会でもありました。講演では、子どもたちのネットトラブルをどう防いでいくのか、についても具体的な事例を紹介しながら進めてくださいました。以下に印象に残っていることを記します。

・一度ネット上に挙げられた画像や映像はデジタルタトゥと呼ばれ、ずっと残るものである。友達だけとか24時間だけとか限られた中での公開だからいいと思っていても、どこかで必ず保存されていて、それが公に公表されることもある。

・10代の10人中9人はネット上での友達をもっている。

・今は就職の時でも面接より普段のSNSでの発信の方を重要視している。SNSで問題を起こした人はネット上であらゆる個人情報をさらされ、就職どころかバイトをしたいと思っても採用されないこともある。こんなことをした人を採用するのか、ということで採用した事業所が攻撃されることを恐れているから。

・人とのつながりは、まず顔を見て言葉を交わすことから始まるもので、ネット上での出会いから始めることは望ましくないのでは。

・パソコンやスマホがなくてもニンテンドーDSはネットにつながるので、そこから小学生がネット犯罪に巻き込まれることが少なくない。

・小中学生にスマホなどを与えるなら、必ず年齢制限でのフィルタリングをかけること。自分の子が何をしているのか分からないような無責任な親になってはいけない。自分の子どもの命を守るためにフィルタリングをかけるのである。

・ご飯の時LINEのやり取りをしている親、親同士のLINEグループで他人の悪口を言ったりしている親が、子どもに注意できるわけがないし、子どもが言うことを聞くわけがない。

・親がSNSにはまっていて、子どもが出すサインに気づいていないときがあるのではないか。

・LINEで、友達の自動追加機能がOFFになっているのかを確認する。これがONになっているとLINEでつながる人が爆発的に増え、大変なことになる。

柏崎刈羽では「中学生メディア宣言」とともに「大人宣言」を出しています。今は個人で撮った画像や映像がテレビで全国放送され、問題が大きくなることが少なくありません。不適切なことをおこさないためにも大人が責任をもって子どもたちと向き合い、指導していかなければならないと思います。そんな覚悟がわきました。ありがとうございました。

夕方から、中央コミセンのサマーフェスタに行きました。コミセンが主催し地元の小中学生によるパフォーマンスがあったり、模擬店が出店していたり、大変な賑わいでした。

コミセンの役員の皆様が時間をかけて小中学校と連携したり綿密な準備をして今日を迎えました。お手伝いができず、申し訳ありませんでしたが、大成功だったのではないかと思います。

スタッフの皆様、お疲れ様でした。

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