かしわざき地域防災交流会 柏木町敬老会
昨日今日と市内ではたくさんのイベントを行っていました。私もいくつかのイベントや活動に参加させていただきました。
午前中は所属町内の防災訓練に参加しました。今日は気温の関係で屋内での防災講習等になりました。初めて聞くことも少なくなく、興味深い講習でした。例えば、83%という数字。これは今後30年間で北園町に震度5弱の地震が来る確率です。こんな数字も公表されているのですね。ただ、昨年発生した熊本地震は、その発生確率が1%未満だったそうです。数字に踊らされないようにしなければなりません。
その後、車いすや担架の使い方の訓練でした。北園町には車いすや担架も備えてあります。いざというときには誰でも使いこなせなければ宝の持ち腐れになりますので、誰かが使えればいい、という気持ちではなく、誰でも使いこなせるような訓練をしておく必要もあります。
お昼の時間帯にかけては、隣の町内の柏木町の敬老会に参加させていただきました。招待を受けてのことでしたが、他の町内の敬老会への参加は初めてでした。私としては近隣の町内会同士がつながっていくための接着剤的な役割を果たせればいいと思っています。
柏木町の敬老会への参加対象者は83名とのことで、今日の参加者が30名でしたので、すごい割合での参加状況です。町内として、高齢者へのかかわりがしっかりできているように感じました。そして皆様、お元気でした。
こういう会では必ず話すことですが、戦前戦中から戦後の日本を支えてくださった皆様をこれからは私たち世代が命懸けで守っていきます。高齢者の皆様の笑顔が地域の笑顔であり、子どもたちの豊かな気持ちへとつながっていくものです。これからもお元気でお過ごしください。
柏木町の敬老会の後、かしわざき地域防災交流会に参加しました。ここでは、地域の代表の方3名の取り組み発表の後、パネルディスカッションとして意見交換を行いました。
代表者は、北鯖石コミセンのセンター長、北園町の町内会長、第五中学校の校長先生でした。それぞれの環境の違いから取り組みにも違いがありましたが、とにかく防災を他人事とはせず、当事者意識をもって考え、取り組んでいかなければならない、ということは共通していました。そしていざ災害が発生した時はまず自分を守り逃げることはもちろんなのですが、普段からの防災は、各地域で組織的に備え、いざというときの動きをしっかりと確認しておく必要がある、ということです。
アルフォーレのマルチホールが会場でしたが、入りきらないくらいの大勢の方が参加しており、今日はいろいろなイベントがある中での防災についての会合でしたが、柏崎の防災に対する市民の意識の高さはなかなかのものだと思いました。
発表者の皆様、ありがとうございました。スタッフの皆様、お疲れさまでした。