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文教厚生常任委員会県外視察2日目

今日は戸田市と我孫子市で視察させていただきました。

午前中は戸田市に伺い、「ICTを活用した教育」について学びました。

・戸田市には水田はなく、農業委員会は廃止された。

・近隣からは戸田市の学校は荒れているという評判がたっていた。

・これまでもコミュニティスクールを進めてきたが思ったように進まなく、PTAや子供会への入会が少ない、という状況があった。

・校長が変われば学校も変わる、として取り組みを強化した。

・AIでは代替することはできない、「21世紀型スキル」「汎用的スキル」「非認知スキル」を高めようとしている。

・PEERとして教科横断的学び、答えが一つではない学びを進めている。

・財務部長に学校現場に出向いてもらい、実際の授業や活動を見てもらうことによって、市の予算の配当を検討してもらった。

戸田市ではICT機器の導入が進んでいるが、それは決して購入しているものではなく、企業と連携してレンタルしたものである。企業も教育機器の開発のいわゆる検証としての実証の場を求めているので、それを提供することによって機器も提供してもらうというWINWINの関係を築いている。

・ICT教育を進めることによって戸田市の子どもたちの問題行動は激減したが、不登校児は増えた。

これらの説明を主に教育長が行ってくださいました。企業との連携も教育長自らが行ったりして、戸田市の教育をひとえにけん引していると感じました。

柏崎市でも企業との連携によりICT機器の導入が図られることも可能ではないかと思いました。

戸田市の皆様、ありがとうございました。

午後からは我孫子市に伺い、「子ども発達支援計画」について学びました。

・子ども発達センターとして20年間運営している。このセンターの前身としては、昭和49年からの簡易マザーズとしての活動がある。

・我孫子市では0~5歳児の13%くらいがこのセンターに通っている。

・このセンターはすべての家庭の悩みを相談する場であり、発達障害がある子だけが利用する訓練施設ではない。通っているのは6歳までがメインだが、18歳までは対応している。

・保護者の拒否や、子どもの発達障害を認めないことや在家の人などもいて、センターにつながらない人も少なくないことが課題。

我孫子市の子ども発達センターは歴史が長く、その実績もあり、地域に根付いているものです。このセンター利用者がすでに親となっていることもあると思います。柏崎市でも令和2年にセンター指定を目指しています。長く、地域に根付くものにしていくために参考にしていくことが多いと思いました。

我孫子市では議会図書室も見せていただきました。そこで驚いたことは、各定例会ごとの議事録が1冊ずつの冊子になっている、ことです。柏崎市でも議事録は存在していますが、これらは電子データとしてホームページにアップされています。

我孫子市の皆様、ありがとうございました。

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