議会意見交換会4日目 防災講座(東中)
今週月曜日から開かれていた議会意見交換会は今日が最終日でした。
私は北鯖石コミセンの会場に行きました。毎回この北鯖石コミセンには大勢の方々が参加してくださっていましたので、今日は3つのグループに分かれてもらうだけでいいのだろうかと思っていました。大勢すぎるとうまく意見交換ができるか心配だったのです。しかし、今日の参加者は12人でしたので、意見交換も大変効果的にできたと思います。
これで今回の意見交換会は終わりましたが、私が参加した文教厚生常任委員会のテーマ、「ひきこもり」「学校と地域のかかわり」についてはどの会場でも同じような意見が出ましたので、市民としての感じていることはほぼ共通しているのではないかと感じました。
私が所属しているD班では以下のような話が出ました。
「生活交通の確保」
・現状、課題として、バス停まで行けない、診療所への交通が不便、バス路線の経路が問題、JRの時間が合わない。
・要望として、バス停の照明が暗い、低床バス(ノンステップ)にしてほしい、小型バスに魅力がある、曜日別、地区別でのバス運行はできないものか、総合体育館へ全市から行きやすくしてほしい、曜日を決め医療関係、買い物関係等のバス運行はできないか、かざぐるまを回してほしい。
「ひきこもり」
・ひきこもりになった要因に基づいた対応、解決策を考える必要がある。医療か精神的か就労のことかなど。心配事としては、小学校の不登校が中学校でも継続する、義務教育終了後の引きこもりが心配、8050が問題。
・本人、家族が壁をつくることがあり、それが問題解決を遅らせている。本人、家族に困り感がないと解決が進まない。
「学校と地域のかかわり」
・課題としては、親世代への指導が必要、祖父母世代が子どもを甘やかせすぎる、不適切な行為を注意しても本人のみならず家族としても受け入れてくれない。
・解決の視点として、親と子・親と地域の関係性がよいと問題は発生しない、人の心を育てるのは文化であるという意識。
「生産者、消費者から見た地産地消の現状と課題」
・米山プリンセスの生産は難しい。米山プリンセス生産のリスクの保障が無いので取り組みできない。
・長岡に道の駅ができる→顧客が全部いく。バイパス沿いにショッピングセンター(道の駅のような)必要。
「地域での買い物環境」
・市内からの距離の関係で(田舎でもないし市街地でもない)移動販売がこない。移動販売の充実が必要。バスにお金をかけるのであれば、買い物バス(乗り合い等)が良い。
・買い物をたのめる人がいない。ボランティアをする人がいない。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
午後からは東中学校での防災講座を担当しました。
先週防災士の研修で指導していただいたものを説明したのですが、動画を見る場面で何回も映像が止まってしまい、生徒には内容が十分に伝わらなかったような気がしました。事前に確認したときはうまく動いていたのですが、こういう万が一の時にもうまく対応できる臨機応変さが必要だとつくづく感じました。これこそ危機管理ですから。
東中学校の皆さんにとっては、少しでも津波の恐ろしさ、発生のメカニズムが記憶に残ってもらえればいいと思います。この講座の後、各教室で津波の避難について勉強していました。将来どこにいても防災の意識をもって生活できる人になってほしいと思います。