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新潟病院

昨年12月定例会議で病院の再編報道に関した一般質問しました。その報道では、全国で424の国立・公的病院の再編の必要性について記され、新潟県では22の病院がその中に名前がありました。柏崎市では独立行政法人国立病院機構新潟病院の名前があったのです。

この報道を受け、一般質問で柏崎市としての見解を質問しました。そこでの市長の答弁は、柏崎市として新潟病院の再編を認めることはない、附属看護学校を含め充実させていく、というものでした。

この一般質問をする前の12月6日に中島院長と面談させていただいていましたので、昨日はこの一般質問の報告を含め、新潟病院の施設見学をさせていただきました。

この訪問は三宮議員、柄沢議員、佐藤正典議員の4人で行きました。会派を超え、同じ志をもつ議員とはこのような視察や勉強会を一緒に行い、少しでも柏崎市議会としてのレベル向上に努めています。

それはそうと、中島院長には市長の答弁の報告を含め、病院等の一般的なことについても話を伺いました。総合病院での医師の交代は頻繁過ぎること、転倒予防に対しての見解、などです。

医師の交代については、若い医師は半年から1年くらいで移動するものであること。主治医が代わることについてはメリットもあり、新たな視点でその人の病気を確認でき、正しい診断につながる、というものです。

転倒予防については、「筋力」「脳の機能・体の巧緻性」「生活環境(バリアフリーなど)」の3つがポイントになるとのことでした。コツコツ貯筋体操を柏崎市では行っていますが、筋力や巧緻性の維持向上には効果的とのことでした。

面談の後、病院施設を案内してくださいました。

駐車場予定地、ムーミンハウス、リハビリ施設、重度障害者病棟など、初めて見る器具も少なくなく、かなり高度な医療設備が整っていることがわかりました。特に難病や重度障害がある方は全国からこの新潟病院で治療を受けたいと希望しているという理由が理解できました。このような素晴らしい病院であることは正直いって柏崎市民であっても知らない方が少なくないと思います。柏崎市にとっての宝になる病院です。市長が言うようにさらに設備を充実させていくこととあわせ、医師や看護師の確保もしっかり行っていく必要があると感じました。

新潟病院の中島院長をはじめ、対応してくださった職員の皆様、ありがとうございました。

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