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同和教育学習会

今日は新教組柏崎刈羽支部同和教育学習会に参加しました。

新潟県人権教育基本方針実践のための「教職員研修の手引き」の中に、人権教育についての考え方として「同和教育を中核にした人権教育の推進」の項目に、以下のような記載があります。

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「新潟県教育委員会では、同和教育を中核にした人権教育の推進を基本姿勢としています。新潟県の人権教育は同和教育から始まっています。新潟県内には少数散在型の被差別部落が多数あります。私たちの目の前にも様々な差別や問題に苦しんでいる児童生徒がいます。こうした児童生徒に目を向け、寄り添った指導をすることが大切です。

新潟県教育委員会では昭和53年に「同和教育基本方針」を制定し、偏見や差別をなくする意志と行動力をもった人間の育成に努めています。学校においては、差別を見抜き、差別をなくそうとする児童生徒を育てる教育を推進し、「差別の現実に学び、被差別の立場に立って寄り添う」という考えなどに基づき、多くの実践が行われています。 しかし、今なお、同和問題をはじめとした様々な差別や人権侵害は社会に存在しており、その解決は私たち一人一人の課題です。今後も、同和教育基本方針の趣旨と多くの実践の成果を人権教育につなげ、「同和問題の解決なくして真の人権が尊重される社会は実現しない」との認識のもと、様々な人権課題の解決に向け、同和教育を中核にした人権教育を推進する必要があります。」

同和教育というとあまり耳慣れた言葉ではないかもしれません。一般的には被差別部落の解消を図るために行われる教育活動とされています。そして、上記の「同和教育を中核にした人権教育の推進」の「中核」ということは、被差別部落の解消無くしては人権教育の完了はない、ということです。つまり、いじめをなくすとか、人権とは何かとか、人権を尊重して生活しなければならないとか…、人権侵害をしてはいけないと人権教育だけに取り組めばいいということではなく、その中核、根底として同和教育をしっかりと行わなければならないということです。ですから、もう被差別部落など存在しないだとか、そんなことを話題に出して寝た子を起こすなというようなスタンスでの学校教育の人権教育・同和教育はあり得ません。教員以外には、柏崎には同和地区はないから…、法律的には解決している問題だから…と言い、同和教育から目をそらしている人もいるように感じます。実際柏崎には同和地区は存在していると言われています。今の私の立場としてもしっかりとした勉強をし、様々な差別の解消に力を尽くしていきたいと思います。

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