

米山知事と新潟県政を語る会
今日は標記の会は新潟ホテルオオクラでおよそ500人が集まり開催されました。出席者は国会議員、県会議員、市町村長、市町村議会銀以外に県内の著名人、企業事業所の役員の方々が集まりました。政治関係では自民党以外の方々がほとんどを占めており、残念ながら参加者の様子からも対立関係がはっきりと感じられてしまいました。県の予算は2年続けて全会一致で可決されていますが、自民党と米山知事の関係はよろしくないようです。 国政ではこの政党による構図は当然だと思いますが、県レベルでもその縮図は見られるものなのでしょうか。県レベルでは、もっと住民の様子を見てその必要性に応じた対応が求められると思います。国が考えている方向や優先順位は新潟県には当てはまらないものもあると思うのです。そこを国に訴えていくことが仕事の一つだと思います。国がそう決めたのだから従うのが当たり前だ、というのであれば地方自治などなくてもいいことになります。それは基礎自治体の市町村に降りていけばいくほど明らかになり、政党としての考えや国の方針よりも優先しなければならないことがあるということが市町村民の実態


浜岡原発視察
昨日の原発研修会のあと、柏崎を立ち、今日は静岡県の浜岡原子力発電所の視察に訪れました。原子力発電所の視察は、原発特別委員会として行った「福島第一」「高浜」、会派で行った「伊方」「六ヶ所村の再処理施設」、地元の「柏崎刈羽」に続いてのことでした。それぞれに視察の目的がありましたが、今回は「廃炉関係」の視察でした。実は今回の視察は会派だけの視察ではなく、県議会議員4人と一緒の視察でした。県議としても原子力発電所の廃炉に関しては関心があるところだと思います。全国で先駆けて進めている浜岡原発の取り組みには今年になり柏崎市長をはじめ、何人かの柏崎市議会議員も視察に訪れています。もしかすると先方は柏崎市が来るならまとまって来てほしいと思ったかもしれません。 視察の流れは、広報センターで説明→防潮堤などの安全対策施設見学→1・2号機の現状を現場見学→質問と説明、というものでした。対応してくださったのは松井誠浜岡地域事務所長、榎尾一秀総括広報グループ部長、三澤尊久研究主査でした。 説明や見学で印象に残っていることです。 ・「廃炉」とは言わない。「廃止措置」という。


原発特別委員会第3部会研修会
今日は昨日に引き続き、原発特別委員会の研修会が行われました。今日は第3部会主催の研修会で、「原子力発電所と地域経済」をテーマに、藤堂史明新潟大学大学院准教授を講師に迎えた講演会でした。藤堂先生の専門は経済学であり、原発とその周辺地域との経済の関係を主に研究しています。また、新潟日報社と共同で研究を行って、その結果を発表しています。 結論から記すと、「地域振興に原発は役立たない。原発の経済波及効果は根拠がない」というものでした。仮説として、「原発の経済効果は経済神話なのではないか」を立て、2015年から新潟日報社と共同研究を始め、県内の同規模自治体の三条市と新発田市の傾向と柏崎市の様子を比較して示しました。以下、いくつかの業種においての比較結果の考察です。 ・製造業・・・原発建設中の1991年まで順調に伸び、原発が全基完成した後の1998年には大きく下落した。しかし、原発建設の影響を受けた柏崎市固有の変動ではなく、三条市も柏崎市とほぼ同じ変動をしている。 ・建設業・・・建設業においては原発の建設時期に明らかに大きな生産額の増加がみられるとともに、原


原発特別委員会第1部会研修会
今日は原発特別委員会第1部会による研修会「柏崎刈羽原子力発電所6号炉及び7号炉に関する審査の概要」として、原子力規制庁からの田口達也企画官、小野祐二安全規制管理官、内藤浩行安全管理調査官から議場にお越しいただき、説明を受けました。以下は抜粋です。 以下は柏崎刈羽原発6・7号炉の審査の経緯です。 平成25年 7月 8日 新規制基準施行 平成25年 9月27日 東京電力が設置変更許可申請書、工事計画および保安規定の変更申請書を提出 平成25年11月21日~ 公開の審査会合での審査(原子力規制委員、規制庁審査官) ・163回の審査会合と5階の現地調査等を実施 ・760回のヒアリングを実施 平成29年7月10日~9月20日 東京電力経営陣と意見交換をし、申請者としての適格性について議論 平成29年10月 4日 設置変更許可に係る審査結果を取りまとめ 平成29年10月5日~11月3日 審査書(案)に対するパブリックコメントを募集 平成29年12月27日 審査書(案)を原子力規制委員会で了承し、設置変更許可 平成29年7月10日に原子力規制委員会と東


新潟空港 ピーチ
今月から新潟空港から大阪の関西国際空港までピーチが就航しました。今まで新潟から大阪へは、伊丹空港へANAやJALが便を出していました。ピーチの便は今のところお昼頃の往復便の1日1往復になっています。11:50に関西国際を出て、その飛行機が13:35に新潟を出るような往復便です。 ピーチはご存知の通り格安の料金です。それまでは片道2万5000円程度かかっていましたが、新潟から関西国際まで、時期にもよりますが、5000~8000円です。最安値は4190円です。時間も空港間はおよそ1時間10分程度です。 柏崎から大阪へ行くとなると車では6時間以上、電車では乗り継ぎが良くて5時間はかかりますし、料金も電車は1万2000円くらいかかります。 今までは大阪方面は電車か車の選択しかなかったようですが、この料金でいけるとなると、飛行機もその手段の選択になります。もっとも、柏崎からだと新潟空港までそれなりの時間と料金はかかりますから、料金の面でかなりのゆとりがもてるようになったということです。 それはともかく、この新潟空港は新潟にとっては空の玄関口です。国内でも国


小学校卒業式
今日は市内小学校の卒業式が行われました。私は母校でもある柏崎小学校の卒業式に参列しました。柏崎小学校は109回目の卒業式であり、今年の76名を含めて27502人の卒業生を出しています。私が小学生の頃は全校児童が1000人を超していましたので、今ではその3分の1くらいの規模になっています。子どもが少なくなった、などはもうどこでも、日常的に言われていることですが、なかなかその解決は難しいものがあります。 さて、今日の卒業式、これは先日参列した第一中学校でも感じたことですし、毎年感じていることでもありますが、「厳粛な中、盛り上がりのある」卒業式でした。卒業生が立派なことは当たり前なのですが、私が注目しているのは在校生です。在校生の態度、姿勢、歌の声などによってその式が引き締まるかどうかが決まるといってもいいと思うのです。その点、柏崎市内の小中学校は大変素晴らしいのです。今日の柏崎小学校の在校生の歌や門出の言葉なんて、涙が出そうになるくらい感動的でした。1時間以上の式の中、1年生もしっかりとしていました。入学式から1年での成長はさすがですね。1年生はもと


原子力発電所に関する意見交換会
今日は柏崎市主催で標記の意見交換会が開かれました。あらかじめ選ばれた19人と市長が意見交換をするという会でした。傍聴者として参加しましたが、傍聴者は100人くらいいました。そこで市長も話していましたが、原発に対して賛成、反対といろいろな立場や意見の方々が参加しての意見交換会にこそ、原子力発電所の所長を含めて幹部の方々が出席してほしいし、もっともっと大勢の市民の方から傍聴してほしいと思いました。 そこでは市長からご自身の原発への思い(2011年3月にブログに記したもの)と東京電力へ渡した文章(2017年7月に渡したもの)、経産大臣に渡した文章(2017年8月に渡したもの)の内容について話がありました。 これらの内容についてはことあるごとに発表していますから、新しい内容はありませんでした。ご自身は容認の立場であり、いずれそう遠くない将来には原発は撤廃すべきであるが当面は稼働もやむなし、ただし安全安心は確実に保証してもらう、というものです。 意見交換した19人は再稼働賛成の立場、反対の立場の方が参加しており、ご本人の意見を話したり市長へ質問をしていまし


新潟産業大学卒業式 石上参議院議員を応援する会
今日は新潟産業大学の卒業式に参列しました。今年度は学部卒業生が69名、大学院修了生が5名でした。今までも感じていたのですが、この中の外国の方の多さです。12名が外国の方でした。祖国に戻り、柏崎で学んだことを国のために役立ててほしいと思います。 今年になり市の方針として産業大学の公立法人化を認めないとしました。今後は学校独自で存続を考えていくことになります。学生には関係のない判断でしたが、今日の卒業式では一抹の寂しさを感じました。 今日、式を見ていて感じたこととして少し厳しい話をします。学長から学位記を授与されるときの姿勢についてです。学生は壇上に上がり、学長から学位記をもらいます。フロアにはお尻を向ける体勢です。後姿が見えるのです。気になった姿勢は、授与されるときの「かかと」です。私の感覚としての「気をつけ」の姿勢はかかとをつけるのです。かかとをつけることでシャキッとするのではないでしょうか。そしてその姿勢で証書を受け取るのではないかと思うのです。今日授与された時にかかとをつけていた学生の少なさに驚きました。本人は気づいていないのでしょうし、そん


防災士研修
昼間は産業建設常任委員会に傍聴議員として参加していました。夜には防災士チーム柏崎の防災士研修が行われました。今回の研修は近藤消防長を講師に、火災と原子力災害についてDVDを見ながらの研修でした。 以下は講演を受けて印象に残っていることです。 ・火災は「燃えるもの」「温度」「酸素」があって発生するものであるから、このうちのどれかを取り除いてやれば火を消すことができる。 ・全国では年間1000人以上の人が火災により亡くなっている。 ・電話を受けて場所や火災の大きさを判断したら、出動車両は自動的に決まるシステムになっている。電話を切ってから車両がスタートするのではなく、電話で会話をしているときにはすでに出発していることが多い。固定電話からの通報だと、その時点でかけてきた場所が特定されるし、携帯電話でもほぼピンポイントで場所が特定する。だからといって場所を聞かないのではなく、通報者を落ち着かせる意味でも場所の確認をする。 ・電気火災に気をつけなければならない。トラッキング現象として、タコあし配線やコンセントに差し込んでいるプラグにほこりがたまったりしてい


防災士フォローアップ研修
今日は防災士のフォローアップ研修として講演を聞き、HUGを行いました。防災士の資格を取得してからも「防災士チーム柏崎」として幾度となく研修を積んできましたが、今日の講演とHUGは今までになかったことでした。 講演は「防災対策は家庭内の整理から」をテーマに、山岸道子整理収納コンサルタントからでした。簡単にいうと、片づけ、整理することが災害時の減災につながる、ということです。ただ単に部屋の片づけをした方がいい、という話ではなく、玄関までの動線を確保することを意識して物を移動したり、防災という視点で物の配置を確認する必要がある、というのです。普段から整理収納を日常的に行うことが、身の回りの問題点を浮き出させていき、ひいてはまちづくりにつながっ ていく、ということです。なかなか身の回りが片付かない人、物に囲まれていないと安心しないような人は、寂しがり屋なんだそうで、何かが満たされていないのだそうです。私がそういう人なのです…。山岸さんの話を聞き、家の片付けをしようかなと思いました。 次に行ったのはHUGです。これは、避難所(H)運営(U)ゲーム(G)のこ


中学校卒業式 議員研修会
午前中に市内中学校の卒業式が行われました。卒業生の皆さん、保護者の皆様、おめでとうございました。教職員の皆様、ありがとうございました。 私は第一中学校の卒業式に参列されていただきました。今回は71回目の卒業式で、今日の卒業生を含め、14419人の卒業生が第一中学校を巣立っています。 式は厳粛の中、進行しました。在校生の合唱により卒業生が入場し、一人一人に卒業証書が渡されました。 校長式辞の中にもありましたが、今年度は中学生による活躍が多くありました。将棋の藤井六段や卓球の張本くんは、全国で一番有名な中学生だと思います。藤井さんは中学3年生ですから、卒業生と同学年です。そういう人たちと同世代であることは幸せなことでもあります。きっと今日の卒業生の中からも全国に名前を轟かせる人が出てくることでしょうし、そうならなくても自分の夢の実現を成し遂げてくれることだと思います。 保護者の皆様におかれましては、義務教育の終了ということで、今までお子様への教育に責任をもっていただきました。ありがとうございました。義務教育の義務は子どもの義務ではなく保護者への義務で
一般質問の項目
今週7日から9日に一般質問が行われます。今回は17人の議員による一般質問があります。一般質問の順番は原則、通告を提出した順番です。ですから、私は4番目に提出したので7日の午後2時頃からの出番になります。・・・と、いうようなことは先日記しました。 以下は私の今回の一般質問の項目です。 1 持続可能な開発目標(SDGs)の達成について (1)柏崎市としての所見 (要旨)国レベルでの取り組みではあるのですが、自治体の取り組みなくしてはその達成はありませんし、自治体としてもSDGsの視点で各計画を見直し、政策に落とし込んでいくことが必要だと考えます。また、自治体としてSDGs推進に取り組む意義やメリットもあるとされています。柏崎市としてのSDGsに対しての所見およびSDGsへの関わり方の方向性や取り組み。 (2)持続可能な開発のための教育(ESD)と柏崎の教育 ア 教育委員会としてのESDに対する所見 (要旨)ESDとは、これらの現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組むことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み


西山町の大池の白鳥
今日は久しぶりに雲一つないような晴天でした。柏崎市街地の雪の心配はようやくなくなったのではないかと感じました。大雪が降ったときに市街地の道路脇や交差点の脇に除雪されて積み重ねられた雪も小さくなってきました。そして最近は朝、夜明けを早く感じるようにもなりました。しばらく前は5時といっても真っ暗でしたが、最近は周りが見えるようになりました。春は間もなくですね。そういえば中学校の教員をしていた頃、3月の初めには卒業式が行われるのですが、その頃には雪もなく、コートもいらなくなってきていたことを思い出しました。 今日は西山町の大池に白鳥の様子を見てきました。もう多くの白鳥は北の地へ旅立ったようでしたが、まだたくさんの白鳥がいました。天気も良かったため、見学や撮影に来られていた方も大勢いました。 町内の方から先日の大風で町内にあるアパートの外壁の塗装されている一部が飛ばされている、という連絡をいただきました。今年度の夏に米山町で竜巻だと思われるような大風が吹いたことがありました。柏崎は風の被害も至る所で出ているところです。市の当局の方々も調べていると思います