財務の勉強
議員として毎年柏崎市の予算決算の審議に関わっています。行政だけではありませんが、住民等に何らかのサービスを行っていくとき、事業として取り組んでいくときには当然のこととしてお金が必要になってきます。そのお金の流れを正確に、つまびらかに公開していくことは大切なことだと思います。特に行政は住民の税金がその歳入になっていますからなおさらです。 今日は財務課の職員の方々から財政の基礎と柏崎市の状況について説明をしてもらいました。1年生議員への説明ということで、財政の基礎の基礎から、丁寧に話してくださいました。 私としては先日研修会で一応の基礎を学んできましたが、それは一般的なことであり、柏崎市の状況として具体的な数値の算出にしても、頭に整理ができていませんでした。今日の説明を受けそれが明白になったかといえばまだまだなのですが、ある程度の理解は進みました。 財政のみならず自治体の実態を他の自治体と比較することは必要なことだと考えます。その比較対象が近隣の自治体なのか、人口規模が同程度の自治体なのか、面積なのか、様々だと思います。 財政に関しては「類似団体」と


議員全員協議会
今日は東京電力から市議会へ「柏崎刈羽原子力発電所6・7号機安全対策への取り組みと原子炉設置変更許可申請における審査の結果」についての説明がありました。昨年12月27日に原子力規制委員会による適合性審査で合格したことを受け、今後のスケジュールなどを含めて、安全対策の取り組みやさらなる信頼性向上の取り組みについての話でした。 東京電力としては柏崎刈羽原子力発電所を稼働させたいと考えているのは当然のことですが、新潟県の米山知事が言うところの3つの検証が終わるまでは県としては稼働の可否の判断さえしないということですから、再稼働までの時間は短くないように思います。 その県の検証を踏まえて持田議員から「東電としては県の3つの検証が終わるまでは再稼働の動きは進めないということか」という質問がされましたが、東電側からは「はい」という言葉は出ませんでした。代わりにというわけではないでしょうが、「県の3つの検証に全力で協力や対応をしていく」とは話しました。検証に協力するが、それと再稼働に向けての準備は並行して行っていく、ということだと思います。 今日の質疑の中には先


室内陸上記録会
今日は第44回室内陸上記録会が開催されました。これは総合体育館で小学校から高校一般までの参加者で行われます。種目は、男女50m、男女50mハードル、女子800m、男子1500m、女子走幅跳、男子立ち三段跳び、男女砲丸投が今週行われ、先週には男女走高跳、男女棒高跳が行われています。主な参加者は柏崎刈羽の中学生でしたが、遠くは新発田本丸中や聖篭中、小出中、堀之内中からも参加していました。雪の状況が悪く電車を使って来るはずだった高校生には参加できなかった人も少なくなかったようです。 私にとっては今日は久しぶりの陸上記録会の役員でした。計時の係をしました。個人的にはストップウォッチを扱うこともめっきり少なくなってきています。それにしても、走り終わったあと記録を聞きに来る選手の表情はいいですね。目をキラキラさせて、これまで一生懸命練習した成果を受け取っていきます。こういう表情を見ることができるのは役員の特権かと思います。あと3か月で屋外の競技場での大会が始まります。そこでの活躍のためにも、冬季練習をもうひと頑張りしてほしいと思います。 選手の皆さん、大会役


自治体財政の基礎研修2日目
今日は「決算カード」をもとに、その中に書いてある数値について学びました。このカードの中には「歳入」「税」「性質別歳出」「目的別歳出」「公営事業操出」「各種財政指標」が載っています。 当局の方はもちろん議員でもこのカードの見方や使い方を十分把握している方も少なくないと思います。しかし、恥ずかしながら私にとっては初めて見たカードでした。 決算カードは個別の自治体の財政状況が細かく記されています。下の写真は柏崎市の平成27年度の決算カードです。上半分の左側に「歳入」、上半分の中央に「税」、下半分の左側に「性質別歳出」、下半分の中央に「目的別歳出」、下半分の右側に「各種財政指標」が記されています。 決算カードについての全体説明としては以下のようなことを話されました。 ○決算カードには自治体財政の基本情報が入っている。 ○決算カードとは、各都道府県、市町村ごとの普通会計歳入、歳出決算額、各種財政指標等の状況について、1枚のカードにまとめたものであり、各年度に実施した「地方財政状況調査(決算統計)」に基づいて抽出、整理したものである。平成13年度分より総務省


自治体財政の基礎研修1日目
今日と明日は「自治体財政の基礎」の研修会です。10時からの講座に間に合うように電車を調べて乗車しようとしたのですが、大雪の関係で朝6時44分発の長岡方面行の電車が来ませんでした。朝からのトラブルです。結局6時59分発の電車で長岡まで行き、新幹線で東京に向かったのですが、講座には15分ほど遅刻してしまいました。越後線は強風でよく運休している印象でしたが、信越線はあまり運休する印象がなかったための油断でした。 東京に着いたら先日の降雪の名残で路肩にはまだ雪が残っていましたが、晴天で、こんなにも天気が違うのかとうらやましく思いました。 正直財政に関しては予算決算の審議に参加をして、具体的な予算執行については確認しているように感じていたのですが、本質的なところ、例えば用語や全体としての仕組みについては理解が不十分だと自覚していました。ですから自治体財政の基礎ということで学ばなけれなならないと思いました。もっと早くから学ぶべきでしたが、この時期になってしまいました。 今日学んだことの抜粋です。 ○国と地方の歳出規模は、地方(国からの交付金を含む)の割合はお
危機管理
東京では昨日から大雪、今日の午前10時頃には群馬県の本白根山の噴火。ちょうど先週末に学んできた危機管理士の講座内容が思い出されました。都心では20cmくらい積もり、交通機関特に道路は麻痺するほどだったとの報道ですが、こちらではよくある降雪量です。ところ変われば大事になるものです。東京では4年前にも同じくらいの降雪があり、その時も交通機関は麻痺していたようです。その時の経験を生かした対策を…、というのは簡単ですが、各企業ではそれなりにとっていたのかもしれませんが、突然の降雪にはなかなか対応できない現実があるようです。 草津白根山の噴火は残念ながら死者も出てしまいました。今回噴火したのは元白根山で今までよく噴火していた白根山とは少し離れていた山だったようです。噴火レベルを1に下げたばかりの山の噴火だったのです。 危機管理は「リスク管理(防災)」と「クライシス管理(災害対応)」に分けて考えている、ということは先日記しました。気象、水害などはある程度予測できる危機ですから、その対応もある程度は行えるものです。しかし、地震や火山噴火などはほとんど予測できな


現庁舎跡地利活用
昨年10月から現庁舎周辺の町内会や商店街の方々を中心に行ってきた「現庁舎跡地利活用ワークショップ」の4回目が行われました。今日が最終回ということで、これまでのまとめなどのついて話し合われました。 これまで各グループで話し合われたものを発表共有し合いました。具体的には以下のような提案がありました。 ○若者向けのスポーツ施設・・・冬でも利用できるスポーツ施設、駐車場 ○費用をかけない最低限の施設・・・広場、駐車場 ○様々な世代の市民が集まれる場所・・・屋内で楽しめる場、現庁舎の地下部分をシェルターに、駐車場と広場、バス発着場 ○暫定利用として施設・・・人工芝広場、現庁舎の地下部分をシェルターに、駐車場、簡易な店舗 ○コンパクトシティに向けた施設・・・戸建住宅、駐車場 ○柏崎の特性を生かすスポーツ施設・・・水球スタジアム ○柏崎の特性を生かす集客施設・・・水球施設、宿泊施設、お菓子ランド、地元特産品館、駐車場と公園 ○気候に左右されない施設・・・室内スポーツ施設、地元特産品館、起業支援施設、駐車場と公園 今回はこのような方向になりましたが、そもそも市と


危機管理士講習会3日目
今日が最終日、試験がありました。3日間でしたが、一緒に講義を受けた仲間という意識もあり、試験後はそれなりに柔らかい雰囲気を感じました。 第10講義 10:30 危機管理総論 関西大学 河田恵昭 危機管理士2級試験 13:00 それにしても、試験は非常に難しかった。80分間で60問あり、「以下の事柄の中から正しいものを1つ選べ」、というような選択問題なのですが、5つの選択肢があり、どれもが正しいような正しくないような、自信をもって除けるものがほとんどありませんでした。時間が足りませんでした。 試験に対しての対策もあまりなく、準備に時間をかけていなかったこともあり、こんな自信が持てない試験も久しぶりでした。 試験の結果はともかく、この3日間で学んだ危機管理は充実したものでした。今回は「自然災害」についてでしたので、次回は「社会リスク」についての危機管理も学んでいきたいと思います。 講師の先生方、スタッフの皆様、ありがとうございました。受講生の皆さん、各地区に戻っても頑張っていきましょう。 #危機管理士


危機管理士講習会2日目
昨日に引き続き2日目の講習会でした。今日は一日中講義でした。8時間近くの講義でした。久しぶりに長く講義を聴いていただけに、集中したつもりですがどれだけ頭に入ったかは疑問です。 第5講義 9:20 震災応急対応 京都大学 牧紀男 第6講義 11:00 業務継続計画(BCP) 東北大学 丸谷浩明 第7講義 13:30 復旧復興対策 明治大学 中林一樹 第8講義 15:10 風水害 東京大学 池内幸司 第9講義 16:50 火山災害 NPO法人火山防災推進機構 新堀賢志 特にBCPについては各企業だけではなく自治体行政についても整えておく必要があります。柏崎市の状況についても確認していきたいともいます。 実は今日は私の誕生日でした。それを祝う歳でもないのですが、社会に出てからはこれまで経験した誕生日の中で一番長く机に向かっていた一日になりました。それもいいことです。 #危機管理士


危機管理士講習会1日目
1年半前に「防災士」を取得し、柏崎市防災チームとしていくつかの活動に参加しています。その中で、「危機管理士」の取得を勧められました。防災には関心があり、その考えも広く啓発していく必要性を感じていますので、その一環としての取得を試みました。防災チームの中でこれまで取得している押見さんと松田さんから講習や試験の様子を聴きましたが、簡単なものではないと思っていました。1日目を経験しましたら、聞きしに勝るものでした。テキストを見たらその厚さに圧倒されました。 今日は10時過ぎからの開講式に始まり、午後6時まで講義や演習がびっしりでした。その講義の内容もなかなか難しい…。 第1講義 10:30 危機管理概論 明治大学 中林一樹 第2講義 13:00 地震災害 東京大学 加藤孝明 第3・4講義 14:40 危機管理演習 首都大学東京 市古太郎 危機管理には2つ、「リスク管理(防災)」と「クライシス管理(災害対応)」がある。ということからはじまり、クロスロードゲームのやり方などの演習も行いました。 講義後には交流会として、講師の先生方や参加


市職労旗開き
今日は市職労の旗開きが行われました。毎年参加させていただいていますが、若い方が多く、熱気があふれるような雰囲気です。ただ組合に登録しているというのではなく、その活動によってどんな権利が得られ、自身の生活が変わっていくのかとか、一緒に活動している仲間はどんな人がいるのか、などを知ることによって職場での仕事へのモチベーションも変わってくるかもしれません。また明日からも頑張ろうと思った方も少なくないと思います。 職員の中には教え子などもおり、あいさつを交わしました。仕事中とはまた違った顔を見ることができます。立派になった姿を見ると嬉しくなるものですね。頑張ってほしいともいます。 明日からは東京で「危機管理士」取得に向けての講習を受けてきます。 #市職労
議会運営委員会
今日は議会運営委員会があり、議員定数についての話し合いも行われました。この議員定数の適正化についての検討は議運の中で行うことになっており、今日から本格的に各会派からの意見をこの議運の中で出し合いました。その中で、方向性を見出していこうとしています。 議運で協議していくことになると、その大きな方向性としては「全会一致」にしていけるように、各会派の意見をすり合わせ、一致点を見つけていくことになります。この議員定数という問題はかなり重要な問題ですので、議運のメンバーだけで協議するのではなく、時には会派に持ち帰り、会派で協議する時間も必要になります。 今日はその全会一致を目指して協議をしていくことを確認し、議論をスタートさせました。議員定数は〇人という結論ありきでの議論ではなく、何を議論の視点にしていくのかを話し合いました。その中で、これも全員が一致したところは、柏崎市議会は「常任委員会方式」、つまり委員会中心主義であるということです。最終的には本会議で議決を図ることには違いがないのですが、柏崎市議会では議案の審査を常任委員会でしっかりと行う、ということ


町内餅つき大会
今日は北園町で「餅つき大会」が行われました。毎年この時期に行っている行事ですが、この時期はノロウィルスの感染などに注意をはらわなければなりません。今日もその対策として、参加者の手の消毒の徹底、餅をつく人のマスクや餅を返す人の手袋着用の徹底などをしっかりと行いました。 参加者は120人を超して、会場もいっぱいに埋まりました。そこでは、つきたてのお餅を雑煮やきなこ餅でおいしくいただきました。参加者には子どもたちも多く、それも就学前の子どもたちで、会場の雰囲気もほのぼのしたものになりました。 今日の餅つきイベントを企画運営してくださった町内の役員の皆様方、有馬豪ございました。今年も町内にとって、いい年になるようにみんなで一緒に頑張っていきたいと思います。 #北園町 #餅つき


一層会
教員として初めて勤めた学校の先生方と30年経った今でも交流があります。年に1回集まって近況を報告し合います。30年も経っているのにすぐにその当時の話題になり、その風景が思い出されます。同じ学年を組んだ先生方の集まりで、「一層会」と命名されています。当時一緒に採用された同期以外の先生方はすでに退職されています。それぞれの立場になり、所属先で活動を広めていると思いますが、そういうことを忘れて当時の関係に戻れることは楽しいことだと思います。 皆様お元気でお過ごしいただき、また次回の会でもご一緒したいと思います。 さて、それにしてもすごい雪です。今回は里雪ということ、それも一気に降ったということで、除雪もうまく回らなかったようです。前述した一層会に集まった魚沼の先生によると、昨日も今日も青空が出るくらいで雪はまったくといっていいほど降らなかったとのことでした。 柏崎市を含めた海沿いの地区では、家を出るまでが大変だったり、車で出てもいたるところで渋滞が起こりました。除雪に対してのお願いも各業者にはたくさんいったのではないかと想像します。市の担当者も対応に追
総務常任委員協議会
今日は総務常任委員協議会として「柏崎市における公共交通政策」について、企画政策課から説明を受け、質疑を行いました。 柏崎市の公共交通というと「バス」と「鉄道」です。今年度の決算委員会の総務分科会で行った施策評価がまさにこの公共交通についてでした。 平成18年度と平成28年度の利用者数を見てみます。 路線バスでは、861,300人から603,638人に減少しています。割合では29.9%のマイナスです。これはたんに柏崎市の人口減を要因にすることはできないほどの減少率になっています。ちなみに人口減少率はマイナス8.7%です。 鉄道では、柏崎駅の乗降客数で見ました。2,110人から1,671人に減少しています。割合では20.8%のマイナスです。ちなみに県内の他の主要駅の増減では、新発田駅がマイナス15.1%、直江津駅がマイナス16.8%、長岡駅はプラス3.6%、新潟駅はプラス1.6%です。 このように柏崎市内の路線バスや鉄道の利用者数は大きく減少しています。そこで当局としてもいろいろな対策を講じているということになります。 このような説明の後、質問として