

ぶらりとかしわざき 湧志の会
今日は「かしわざき観光ボランティアガイド」さんによる「まちあるき」を会派の3人で行いました。6月26日に1回目のまちあるきとして「街なか史跡コース」を巡りましたので、今日は2回目です。私としては柏崎市のよさをまだ十分に知っていないので、ガイドさんからの解説を聞きながらの市内巡りは大変有意義な活動です。 今日は「貞心尼史跡コース」を中村由紀子ガイドさんから案内してもらいました。皆さんは「貞心尼」をご存知でしょうか。江戸時代の末期から明治初期に柏崎を中心に活動した尼さんであり歌人です。良寛上人の晩年に交流し、最期をみとった人としても知られています。ソフィアセンター駐車場脇には貞心尼の像があります。大変美しい方だったと言われています。 柏崎市内には貞心尼に関するものが数多くあります。常盤台にはお墓がありますし、駅前通から市民プラザまでの間に12基の歌碑が設置されています。話は尽きませんが、貞心尼ほど柏崎を愛した歌人はいません。良寛を研究している方が貞心尼にたどり着き、その素晴らしさを知ることになるケースもあるようです。貞心尼が良寛の死後に記した「蓮の露


吉井の蓮まつり
毎日暑い日が続いています。少し前にはこの週末には台風が来るような予報が出ており、雨が降るのではないかと思っていましたが、進路がずれて雨どころかフエーン現象でそれまで以上に気温が高くなってしまいました。 今日は中通地区の吉井町内会で「蓮まつり」が行われました。今年で8年目の開催とのことです。今、吉井の「長橋の池」は蓮でいっぱいになっています。1周が900mの池なのですが、これだけ大きな池に蓮がいっぱいになっているところは県内ではここの長橋の池だけだそうです。ここの池では蓮の花は一斉に咲くということではなく、順番に咲いていき、9月中まで楽しめるようです。長橋の池には3種類の蓮が植わっているとのことで、その花の色で見分けられるようです。ピンク、淡いピンク、色の色の花があります。皆様もお出かけいただき、ご覧ください。 私が幼いころは近所でもこのような蓮の花をよく目にしたように思いましたが、今ではあまり見かけなくなったように感じます。それにしても、蓮の花はきれいです。 また、長橋の池には羽を痛めた白鳥が住み着いているとのことです。かれこれ4年もいるとのこと


ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会
今日はぎおん柏崎松のメインイベントである海の大花火大会でした。天気もよく、風もほどよくあり、絶好の花火日和でした。打ち上げ場所近くの消防西分署前の海岸には大勢のお客様が陣取っていました。 今年はテレビでも生放送されており、柏崎の花火が全国区であることが改めて感じられました。テレビはカメラが高い位置にありとても見やすく、楽しませてもらえました。しかし、やはり花火はその「絵」の美しさだけではなく、「音」と「振動」の迫力が欠かせません。光とほぼ同時に発する「音」と、地面から伝わる地響きのような「振動」。これが「絵」・光と組み合わさってこその花火だと思います。だから多くの方々が実際に近くに行っての鑑賞になるのですね。 柏崎の花火は「海」で上げられるからこそ、水上でのスターマインだったり、落下する火花にそれほど心配しなくてよかったり、見る側にすると海岸に出たら障害物がなかったり、いいこと尽くしではないかと思います。ただ、海岸からの一面だけの鑑賞になるので、上がった花火の裏側(向こう側)も楽しむとなるとそれが難しいのが一つの欠点かもしれません。 今年はこのぎ


ぎおん柏崎まつり たる仁和賀
毎年この7月24日~26日は柏崎が最も盛り上がる時期です。昨日はマーチングパレードと民謡流し、今日はたる仁和賀、明日は海の大花火大会です。 午後6時からスタートし午後9時前まで神輿や山車が本町通りを練り歩いていました。昨日の民謡流しと同様に今日も本町通りは人であふれていました。 私が住んでいる北園町町内会も神輿と山車を繰り出しました。神輿は町内の大人たちがかつぎ、山車は小学生と子供会が引き、その上では小学3年生がYMCAのリズムに乗って踊りました。手前みそかもしれませんが、総勢120人を超す参加者、神輿も山車も市内で一番と思われる大きさ、切れのいいダンス、どれをとっても市内で一番でしたね。町内会の役員の方々をはじめ、神輿や山車を組み立てた成年会、ダンスを考え子どもたちをまとめ上げた子供会、今日の練り歩きの安全を見守ってくださった松寿会、北園町のチームは最高でした。お疲れ様でした。 北園町だけでなく、参加したすべての町内会や団体にそれぞれのストーリーがあり、苦労もあり、最後には感動があったと思います。これだけのエネルギーがある柏崎です。市のさらなる


政治家のPR術
今月は常任委員会の視察や姉妹都市東村山市との交流会とあわせて個人の研修として県外に出張させてもらうことが多くありました。今日も日帰りで東京での研修会に参加しました。 今回の研修は「政治家のPR術」をテーマに、小野五月オノ・プランニング・オフィス株式会社代表取締役を講師にしたものでした。 来年の4月には統一地方選挙として新潟県議会議員と柏崎市議会議員の選挙が行われます。選挙に対して何回も繰り返し取り組んでいる人であればこのような研修は経験則として真新しいことはないのかもしれませんが、私にとっては意義深いものでした。以下、印象に残っていることです。 ○政治家のPR術 ・PRとは、自らの望ましいイメージやその施策や事業内容・主義主張などを大衆に知らせ、理解や協力を求めること。PR活動とは、「望ましい関係づくり」のために起こすアクションのこと。 ・今までやってきたことを並べるだけではPRにならない。 ・選挙でいう空中戦と地上戦とは、 空中戦は、知名度を上げ街頭等で浮動層の支持を得ること。不特定多数への投票依頼。 地上戦は、支持者、支持団体を回って投票を訴


議会のリスク管理
昨日まで東京にいたのですが今日も東京です。朝5時過ぎに柏崎を出発して個人研修を受けました。 今日は「議会のリスク管理」をテーマに新川達郎同志社大学大学院教授を講師としての研修でした。 前から記しているように個人的には「防災」が物事を考える上での一つの視点になっています。ですから防災士としての研修や危機管理士の取得に努めています。しかし、「議会」としての防災あるいはBCPに特化した研修はなかなかありませんでした。以下は今日の研修の抜粋です。 ○議会基本条例の中にも災害や危機にいかに対応していくのかは記されてあるべき。 ○想定内で済むことは絶対にないと考える。 ○2つの視点「リスクマネジメント」(予防・準備・防災対策)と「クライシスマネジメント」(被災時の管理・行動)が大切。 ○議会が議会としての機能を継続させていくことが議会BCP。 ○議会と危機管理 ・7月の豪雨では58の自治体が関わっている。 ・リスクとクライシス双方の意味を含めた危機管理概念が一般的に危機管理の定義。 ・防災は完全にはできなので減災の対応となる。 ・パブリックガバナンスとして社


東村山市議会との合同研修会2日目
今日は昨日に引き続き、合同研修会2日目でした。今日は東村山市内の施設の見学でした。東村山市にはハンセン病を患った方々の入所施設があります。このハンセン病に関しては日本の差別の歴史の一つとして現在もなおその解消に向けて取り組んでいる現実があります。東村山市にはその様子を学べる「ハンセン病資料館」があります。そこを訪れました。 日本にはこれまでの歴史において自らが生み出してきた差別事象がいくつもあります。同和問題しかりハンセン病差別にしかりアイヌの差別にしかり…。それらにより受けてきた傷の解消や地位の回復に向け、今でも取り組みが続いています。 東村山市は人権のまちとして様々な取り組みをしていると聞いています。人権は人が生まれながらにしてもっている当然の権利です。それを政治の思惑によりゆがめられてきたことにしっかりと向き合い、傷つけられた人に対してその解消や回復に向けて取り組むことも当然のことだと思います。現在ある差別に対しては、現在の政党の思惑など関係なく、一人の人間としてどう関わっていくのかが問われていると思うのです。 それはそうと、このハンセン病


東村山市議会との合同研修会1日目
2年ごとに行われている東村山市議会との合同研修会。2年ごとに柏崎市と東村山市を交互に訪問しています。2年前には東村山市議会議員の皆様が柏崎市を訪れてくださいましたので、今回は柏崎市議会議員が東村山を訪れました。柏崎市と東村山市は42年前にスポーツ姉妹都市になり、22年前には姉妹都市となりました。その後、市議会同士の交流は21年前から行われています。 今日は8時に柏崎市役所をバスで出発し、13時過ぎに東村山市役所に着きました。その後全体研修、分科会研修を行いました。全体研修は「これまでの議会運営・議会改革への取り組み」について両議会の議会運営委員長から発表があり、分科会は4つのグループに分かれ、「議会基本条例の検証と見直し」「議会機能強化」「オリパラのホストタウンへの議会の関わり」「災害時の行政への議会の関わり」をテーマに意見交換を行いました。 私は「議会基本条例の検証と見直し」の分科会へ参加しました。議会基本条例は各議会が独自に制定しているものです。東村山市議会は全部で19条の構成ですが、柏崎市議会は32条の構成になっています。この数が多いから細


中越沖地震11周年記念事業
今日は中越沖地震発生から11周年の日でした。毎年この日になると発災当日の様子を思い出します。全国的にみるとこの中越沖地震は柏崎市周辺のごく局地的な災害のように感じるのかもしれませんが、その場所にいた人たちにとっては人生が変わるくらいの出来事でした。 閉会式での主催者の方の話の中に、「災害を風化させないようにしなければならないのではない。人間の記憶としては痛々しいことは忘れなければ生きていけないようになっている。だから忘れないようにしていくのではなく、忘れても、同じような災害に遭遇した時、対応する場合に、この経験により適切な行動がとれ、ミスを繰り返さないようにすればいい。それが本当の意味での風化させないということではないか」ということが出てきました。その通りだと思いました。ただ災害のことを忘れないということではなく、そのことをきっとまた起こるであろう次の災害の時にしっかりと生かしていかなければならないのです。そのためにこのような研修は繰り返していくべきなのだと思います。 さて、今日は「防災教育から見えてきた地域学習の可能性」をテーマに、木村真三独協


お神輿町内まわり
7月25日には「ぎおん柏崎まつり」として、町内や団体のお神輿や山車が本町通りを練り歩きます。今日はお神輿と山車の町内まわりを行いました。いい天気ではありましたが、天気がよすぎて子どもたちの体調が心配でもありました。朝9時から回り始め、11時過ぎに終了しました。おかげさまで事故もなく、具合が悪くなる子もいなく、いい催しものになりました。 北園町としては毎年、小学3年生が山車の上でダンスをし、4~6年生が子ども神輿を担ぎます。北園町内会としては年々子どもの数が減っており、神輿の担ぎ手がたりなくなってきていて、2つある子ども神輿に大人の手伝いが必要になってきているのです。なんとかしたいですね。 そんな中、北園町の山車の上で踊る子どもたちの元気さは素晴らしいです。きっと市内でもトップクラスのダンスの切れだと思います。指導者にも恵まれているます。本番の25日に本町通りに出ますので、ぜひご覧ください。 参加した子どもたち、それを支えた町内子供会、町内成年会、町内松寿会、町内会役員の皆様方、お疲れ様でした。 #北園町
政策検討会議、議会運営委員会
午前中には政策検討会議が行われました。議会としての政策提言を目指して、「食品ロス削減」について検討しています。いわゆる食べ残しをなくしていこう、ということであり、調理段階からの残渣を削減していこう、ということです。今では家庭、学校給食、事業所、食堂などいろいろなところや場面で言われていることですから、新しい取り組みではありません。しかし、それが確実に実行に移されているのか、となるとやや疑問があります。私自身としても、宴会に参加した時にすべて出されたものを食べきるということはできていませんし、家庭でも料理を残すこともあります。各自の意識を変えることも重要ですが、それ以外のこと、例えば宴会場での食事を摂る時間を確実にとることや、持ち帰りができるようにしたり、家庭では適切な量を作ったり、学校給食では食べきることの大切さを学んだり、などにも市全体としての取り組が必要に感じます。 実は、「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」というものがあり、新潟県では8つの自治体が加盟しています。柏崎市は加盟していません。こういう協議会に参加し情報を得たり、他の自


自治体議員の基礎講座研修2日目
昨日に引き続き2日目の研修講座でした。今日は質問作成のスキルアップをテーマにした研修でした。以下は印象に残ったことです。 ○行政組織は現代官僚制理論により、各係ごとにやることが記されている。専門性が組織に蓄積されている。 ○議会と行政職員はパートナーの関係であるべきで、バーサスの対立関係ではない。 ○地方議員の政策秘書は行政職員と考えてもいいのではないか。 ○行政組織の最大の意思決定は予算の決定である。予算を決定するということは、ヒトモノカネ時間情報をどう使い、目的を達成するかを決めること。 ○データとはそのままだと意味を生まないものである。そのデータに軸を設定して整理したものが情報である。ナレッジとは、情報の関係性から結果や知見を導き出したものである。 ○質問を考えるときにはデータや情報をそろえることはもちろん、各省庁から出されている白書にあたらなければならない。 ○いい質問は、相手に気づかせ、相手に決断を迫り、相手を応援するものである。 ○アカウンタビリティとは説明をする責任ではなく、正しくは責任を説明するということ。行政には5段階のアカウン


自治体議員の基礎講座研修1日目
今日明日と東京での個人研修として講座に参加しています。自治体議員の基礎講座です。今日は、マーケティング視点を活かした政策の発信についてのテーマでした。講師は、永田潤子大阪市立大学大学院教授です。以下、印象に残ったいることです。 ○マーケティングの視点とは、「理解」と「共感」。 ○マーケティングの基本。従来の購買プロセスはAIDMA(アイドマ)の法則だった。近年はAISCEAS(アイシス)の法則に変化してきた。 アイドマ…A(注意)I(興味関心)D(欲求)M(記憶)A(行動) アイシス…A(注意)I(興味関心)S(検索)C(比較)E(検討)A(行動)S(情報共有) ○チラシを見るかどうかを1秒で判断している。 ○チラシには疑問文で書くと自分に言われているように感じ共感のコミュニケーションにつながる。 ○チラシは待ち時間がある病院や銀行の前で配布すると効果的。 ○子育てに関する市の配布物は、保育園の園だよりと一緒に配ってもらうと効果的。 ○I(アイ)メッセージは共感を得られ、You(ユー)メッセージでの称賛は上から目線に感じる。 ○市の情報誌で市民の


1期生議員の研修SDGs、霜田元議長の叙勲受章祝賀会
午前中に市議会1期生議員による研修会を開きました。テーマはSDGsです。講師としてこのSDGsを専門に取り組んでいる方として柏崎市出身の牧口奏江さんを招いた研修です。 SDGsは今では国内でも広く認知されていることではありますが、残念ながら柏崎市ではその浸透が十分ではないような気がしています。国連で2015年に提案されて始まったことで、すでに3年が経っているものです。ただ環境に配慮した取り組みをしましょうというものではありません。 2030年の世界はこうあってほしいというイメージのもと、それを達成するためにはいつまでに何を行い、スモールステップとして何を達成しておかなければならないのかを明確にしていくことがこの取り組みになります。柏崎市でも「環境」や「エネルギー」の計画を立てる段階で必ずこの言葉が出てきますし、このSDGsの考え方で計画が練られています。その根底には「市民の豊かさとは何か」という大きな命題もあります。いくつかの切り口で市政を考えてみることが必要になります。 また、自治体だけではなく民間企業でもこのSDGsの視点は大切です。牧口さん


防災士チーム柏崎の総会
「防災士」の必要性が叫ばれ、柏崎市でもその資格を取得するための講習会が毎年開かれるようになりました。私も2年前に取得しました。そしてこの「防災士チーム柏崎」に登録し、スキルアップに努めています。中学校や高校に訪問し避難訓練や授業のお手伝いをしたこともありました。 今日は「防災士チーム柏崎」の総会が行われました。現在、ここに登録している方は65名いるとのことです。この人数が多いのか少ないのかは認識がわかれるところですが、消防団や自主防災の組織がそれなりにしっかりしている柏崎市ですから防災の知識や経験がある人がたくさんいるはずです。改めて資格を取らなくても、と思っている方もいると思いますが、ぜひ取得してチーム柏崎に登録していただけると、スキルアップ研修などでネットワークも広がり、防災の輪が強くなっていくと思います。 ちなみに今年の資格取得の講習会は、11月10日(土)・11日(日)に開催されます。2日間の講習を受けて、最後に試験があります。 #防災士