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「まちから」 オープニングシンポジウム


午後から「かしわざき市民活動センター 中越沖地震メモリアル まちから」のオープニングシンポジウムがありました。午前中には県知事もいらっしゃっての式典がありましたが、午後からは市民の方々へのお披露目であるシンポジウムが開かれました。シンポジウムでは大きなテーマ「震災復興を語り継ぎ、そして、未来を語り合う~柏崎のまちから~」として2つのパネルディスカッションが行われました。1つ目は「震災の教訓・経験を語り継ぐ」として、8年前の中越沖地震当時のことをこれからに語り継ぐとともに、東日本大震災など他地区の災害も含めて今後の防災に生かしていこうとしました。2つ目は「若者の力でつくる未来を語り合う」として、孫ターンやUターンして柏崎で活動している方々の話から、今後一層柏崎に人を呼び込むためにはどうしていったらいいのかなどについて提案していただきました。両方ともパネリストもしっかりと自分の考えを発表していましたし、コーディネーターの方が適切に仕切っていて、聞いていても気持ちがよかったです。多くの視座を与えてくださり、ありがとうございました。

この市民活動センターは、喬柏園(きょうはくえん)として昭和14年に開館した建物を改装したものです。先日総務常任委員会での視察に同行させてもらった時に見学した建物とはまた違って、さらにきれいに整っていたように感じました。

写真にあるように、1階には震災の様子やその復興の過程が年表のようにまとめられていたり、交流ルームがありますし、地下では震災後の様子を上映したりしています。防災についての勉強にはもってこいですし、これからの柏崎を発信する拠点の一つになると感じました。昨日は東日本大震災の被災者支援についての講演を聴き、今日は中越沖地震の復興の様子や今後の柏崎の在り方についてのパネルディスカッションを聴きました。柏崎市民の力強さを感じたと同時に、あの被災した時の目の前が真っ暗になるような気持ちや自分を支えてくれた人たちの温かさを決して忘れることなく、一つ一つを着実に頑張っていこうと思いました。こんな言葉を聞きました。            「やられたらやりかえす。恩返しだ!」「大丈夫、人が3人いるからだいじょうぶ」

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