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加藤澤男教授講演


今日は「柏崎市体育協会法人化にむけて市民スポーツ講演会」として、「オリンピックを目指して」と題し、加藤澤男白鴎大学教授からの講演会が開かれました。加藤澤男さんは1949年、現五泉市の出身で、筑波大学教授から今は白鴎大学の教授、体操コーチです。現役選手の時は3回のオリンピックで8個の金メダルを含む12個のメダルを獲得した大選手です。1999年5月の国際スポーツ記者協会が選んだ「20世紀を代表する25選手」に日本人でただ一人選出されています。

講演会では、加藤さんのオリンピックとのかかわり、3回出場した時それぞれの心の在りよう、オリンピックメダルの変遷などを分かりやすくお話しいただきました。その中で、加藤さんのメダル観もお話しされました。「世界中の若者が目指す エネルギーの象徴」と言われました。また、加藤さんはメキシコとミュンヘンで個人総合2連覇し、モントリオールでは2位だったのですが、負けて本当に悔しかったそうです。しかし、負けて終わったからそれまで以上に周りの人の気持ちがよく分かるようになった、とも話していました。勝ち続けることは大変なことだと思います。勝者しかわからない境地もあるのでしょうが、敗者になった時に分かったこともあったのだと思います。いずれにしても、世界一になった人から、人間性あふれるお話を聞くことができ、大きなものに包まれている幸せを感じました。ありがとうございました。EndFragment

講演会には中学生も来ており、加藤さんに質問をした生徒もいました。未来のスポーツ人生を見通し、偉大な先輩から何かを得たいという思いが強く伝わってきました。彼のような気持ちをもち続ける若者を支えていける柏崎であるよう、人的物的環境の整備に努めていかなければならないと思いました。

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