明日から福島視察
今日は柏崎でも暴風雪警報が出されました。市街地としての積雪はそうたいしたこともないのですが、風が強く、傘は役に立たない状況でした。九州でも積雪があったようです。西日本を中心に大雪のようですが、雪に慣れていないところでは事故が心配です。
さて、明日から福島に議会として視察に行きます。太平洋側ではそんなに積雪はないようですが、行くまでの道路状況が心配です。以下は明日からの視察の計画です。
1日目(午後) 双葉町・増設検討当時の状況について
目的:原子力発電所が地域経済にもたらす影響を調査するため
調査項目:「地域経済へ与える影響について」「将来のまちづくりについて」
2日目(午前) 富岡町・避難生活が続く富岡町の現状を知る
目的:富岡町は「帰宅困難」「居住制限」「避難指示解除準備」の3つの地域に分断されているため。それぞれの地域が置かれている現状を確認する
調査項目:「電気・ガス・水道などのインフラについて」「道路・鉄道・河川・港湾などの交通網について」「学校・病院・商店・仕事場などの生活上で欠かせない施設について」「除染状況について」
2日目(午後) 福島第1原子力発電所視察
目的:柏崎刈羽原子力発電所の安全対策を調査・研修を進めるため
調査項目:「福島第1原子力発電所事故の実地検証」
3日目(午前) 浪江町・避難状況の確認
目的:東日本大震災前の避難計画、訓練及び被災後の避難全般について実態を確認し、当市の避難計画に生かすため
調査項目:「通報連絡・情報伝達に関すること」「住民避難対応について」「安定ヨウ素剤について」「「防災体制について」「避難所の運営について」「学校教育現場のついて」
原発については様々な意見があり、柏崎市議会としても全員の考えが一致してはいないところです。そんな中全員で福島の事故現場に行き、原発の状況や周辺地域の避難の様子、除染の様子などを実際に自分の目で確認したり、被災した当事者自身のつらさを聞いたり、こんな状況の中でも原発稼働に推進的な立場の住民もいるでしょうからそういう方々の意見も聞くことができればしっかりと耳を傾け、柏崎市においては何が大切なのか、何を優先した方がいいのかを考え、みんなで議論していきたいと思います。