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フッ化物洗口を考える市民勉強会

今日は柏崎市が市内小中学校で実施しようとしている「フッ化物洗口」についての勉強会を行いました。私から市が進めようとしていることを説明し、上越市から来ていただいた南雲明男先生から「慎重」派としてお話をいただきました。40人くらいの参加者でしたが、判断は聞いてくださった参加者が行うことで、推進・慎重とも強制されるものではないと思います。

新潟県は16年連続で12歳児の虫歯の本数が全国1少ないことは、昨日のこの欄にも書きました。新潟県に続いて少ないとされていたのは京都府、岐阜県、愛知県、広島県、佐賀県と新聞記事には記載されています。これらの府県がどのくらいフッ化物洗口を行っているのかは書いてありません。実は佐賀県は新潟県以上一生懸命にフッ化物洗口を推進していますが、広島県などではほとんどフッ化物洗口は行われていません。つまり、「フッ化物洗口と虫歯の本数には相関関係がない」と結論付けできるのです。

今回は「推進」派として市の当局の方や専門家は出てきませんでしたが、8月に市が主催して「フッ化物洗口市民説明会」を行うけいかくがありますので、そこで詳しく説明を聞くとともに、疑問点を問いただしていかなければならないと思います。また、第3回目のフッ化物洗口を考える市民勉強会を開催する際は、どちらの立場に対しても決して感情論になることなく、冷静に正しく説明を聞くような会にしていき、判断を他にゆだねることがなく、自分自身で自信をもって判断できるようにしていける会にしていきたいと思います。

左の写真にもありますが、「オーラルピース」という歯磨き粉やスプレーがあります。水が無くても歯磨きができ、たとえ飲み込んでも害のない歯磨き粉です。災害時や障害者の歯磨きに適しているとして販売しています。もちろんフッ化物は入っていません。販売は上越中越地区では柏崎市の田塚にある「(株)With You」のみです。興味のある方、購入を希望する方は電話0257(41)6025にお問い合わせください。

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