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フッ化物講演会 柏崎高校同窓会総会

今日は午前中に「フッ化物洗口市民講演会」、午後からは「柏崎高校同窓会総会・懇親会」がありました。

午前中には葭原(よしはら)明弘新潟大学大学院教授からフッ化物洗口の役割として虫歯予防についての講演会を聞きました。印象に残ったことを記します。

○歯の健康なしにして元気で長生きすることはできない。フッ化物は虫歯を減らす手立てである。

○8020運動。おいしく食べるためには80歳で20本の歯を残せるようにしよう。歯の総数は親知らずを入れて32本。

○歯が抜ける原因は、歯周病41.8%、虫歯32.4%。虫歯だった歯の部分が歯周病になりやすい。

○生えて間もなく(2~3年の間)の歯が虫歯になりやすい。だから子どものうちのフッ化物洗口が効果的。

○県内の95%の学校が歯磨きの時間を設けている。

○虫歯の本数は県内でも市町村による格差がある。県平均は0.48本、最も少ない小千谷市は0.11本、柏崎市は0.6本くらい。

分かりやすい講演でした。しかし、当然のこととはいえ、フッ化物洗口実施のためのメリットのみの説明に終始しました。歯周病にはフッ化物は効果がないのでは?の質問には今回の講演会は虫歯予防についてのことなので…と質問には正対せずはぐらかしました。また、東京や広島はフッ化物の実施が少ないのに虫歯の本数も少ない現実からフッ化物洗口と虫歯の本数には相関がないのでは?の質問にはそのデータを承知していないから回答できない…と避けました。そして、フッ化物洗口のデメリットは?の質問には「ない」と回答されました。学校での集団実施が前提のフッ化物洗口のデメリットを認めないということは、小中学校のことを知らなすぎるのではないかと思うくらいの回答で、残念でした。土曜日とはいえ午前中の講演会で、70名くらいの参加者がいましたが、市役所の課長以上の役職に動員がかかったようで、参加者の半数以上は市役所職員だったようです。これで市民への説明会は終わりで、理解が得られた、ということを公表するのかと思うと、いかがなものかと思いました。さらに、教育部長から9月の議会で小中学校での説明会時のアンケートの集計結果や、今後のフッ化物洗口の学校での実施についての説明をするとのことが言われました。どんなものが出てくるのか…、それがただの報告で実施することが前提の説明にならないことを期待しているのですが。

午後からは柏崎高校同窓会総会がありました。今回は私たちの卒業期「高32回」が幹事学年の一つになっていることもあり、準備から当日の進行についていくつかの役割がありました。現柏崎高校の校長先生からは、こんなに大勢の同窓会参加者が集った同窓会総会は経験したことがない、と言われました。まだ柏崎中学時代の卒業生である大先輩からも参加いただき、大変盛り上がりました。300人くらいの参加者でした。

まず、柏崎高校の卒業生の徳間佳信駒澤大学講師から「蘇る米山検校」という演題での講演を聴きました。実は私は米山検校さんについては初めて聞きました。柏崎市の出身であり、あの勝海舟の曽祖父です。勝海舟の名前が出ると興味がわいてきました。その後、現在の吹奏楽部の演奏がありました。知っている曲だけあって気持ちいい演奏でした。次の総会では、卒業期の代表として議事の中で報告事項を発表しました。スムーズに進められてよかったです。懇親会では大勢の先輩方と懇談ができました。こういう機会でないと話せない方もいましたので、いい懇親会でした。ありがとうございました。

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