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市長へ要望書提出 議会報告会

今日の10時から「フッ化物洗口を考える市民の会」の代表者と所属会派の人たちと市長に「学校における集団フッ化物洗口実施に関する要望書」を提出しました。要望書を渡した後、わずかな時間でしたが、口頭で学校の実態や他の自治体の実施状況について伝えました。以下にその要望書の内容を載せました。

学校における集団フッ化物洗口実施に関する要望書

日頃より子供たちの健全育成にご尽力いただいておりますことに心より感謝申し上げます。さて、私たちフッ化物洗口を考える市民の会としましては、昨年度、市当局からの学校での集団フッ化物洗口の実施に向けた説明があったのち、30年前からの同様の事例を踏まえて、勉強会を開きながらその有効性や安全性、必要性及び全国あるいは県内の実施自治体の動向など様々な面から考えてまいりました。 フッ化物塗布やフッ化物洗口の有効性については認識しておりますが、それらは本来保護者の責任のもと、医療機関へ出向き実施すべきであります。また、学校では教育活動上取り扱う必要のない薬剤を使用することになるということに関して、安全性の確保がより重要となると考えております。そこで、学校での集団フッ化物洗口の実施にあたっては、教職員や保護者への周知徹底や継続的な人的配置など、安全性の一層の充実を図るうえで、下記の事項を強く要望します。

1 本来の子供の口腔衛生、虫歯の予防の第一は家庭にある。その予防としては各家庭が歯科医での虫歯予防の指導を受けたり、必要に応じてフッ化物塗布を施すように啓発していく。

2 学校での実施の判断については、担当教職員だけではなく、全教職員への周知徹底を図るべく、全教職員が十分協議し、安全性が図られることを前提とする。その上で、子供たちや保護者及び地域の理解を得た学校の中で、校長が最終判断をくだし、実施するような手順を踏むこととし、全市内小中学校一斉の実施にこだわらないこととする。また、校長判断での学校ごとの実施が諸事情により困難とするのであれば、小学校を先行的に実施し、その状況を数年調査し、実態を把握したのちに中学校への実施を広げていくようにする。

3 実施する場合においては、本来の学校としての教育活動に支障が一切出ないよう、また、教職員および子供たちに対し時間的、精神的な負担をかけることが無いよう、学校への人的配置を継続的に予算化するなどの配慮を必ず行うこと。

上記要望について、10月26日までにご回答をお願いします。

この要望書の内容は、9月15日の文教厚生常任委員会での報告事項の時にも、その後に教育部長と福祉保健部長を個別に訪れたときにも、お話をさせてもらったことでもあります。行政が考えていることと学校現場が考えていることや優先順位として上位に据えていることにはやや温度差があるようです。どちらが正しいのか、という問題ではないのですが、子どもたちの安全が何にも代えられないものだと思います。そうした時に、このフッ化物洗口の落としどころをどこに持っていくのかが問題になるのではないかと思います。私は市の当局とまったく対立している意見をもっていたり、反対行動をしていこうとしているわけではないことを理解してほしいと思います。

夜7時からは「議会報告会」がありました。今年度としては最後の会でした。私は別俣コミセンの参加しました。参加者は9人でしたが、「シティセールス」「空き家対策」「地域のよさ」「市への要望の流れ」などについて、有意義な意見交換をすることができました。ありがとうございました。

今回も市内の中学校区12か所での開催でした。少ないところは2人ほど、多くても20人弱の参加者でした。昨年度から始めて、これまで3回の開催でしたが、その参加者はなかなか増えてきません。開催についてはさらに工夫をしていく必要があります。次は来年度の5月頃になると思います。またその時にはご案内をさせていただきますので、ご参加をお願いします。

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